1 今回の第21回国勢調査はインターネット回答した
令和初の国勢調査が9月14日(月)から始まりました。先日、令和2年国勢調査の「調査用紙」と「調査票の記入のしかた」など一件書類が、担当調査員の方からわが家にも配られました。
今回は、総務省統計局も新型コロナウイルス感染防止のため、できるかぎりインタ-ネットによる回答を勧めています。
こうしたことから何事も挑戦と、インターネット回答をしました。その前にじっくり調査票の記入のしかたを読み、頭の体操をしてから始めました。
インタ-ネットは、9月14日から10月7日までとなっており、「インタ-ネット利用ガイド」に従い、「国勢調査オンライン」へアクセス、ログインし、順番に従い回答した上、送信しました。
2 平成時代に2回国勢調査の調査員を経験した
今年は、国勢調査開始から100年目の記念すべき年であるとのこと。 国勢調査については、かって自治会部長、自治会長をした関係から平成12年と17年の国勢調査の2回、調査員を担当したことがあります。
当時はまだ今のようにインターネット回答はなく、調査票の配付や回収で担当区域内を何度も何度も、昼間がダメなら夜間訪問して全部を無事に回収完了したことを思い出しました。
スマホ、インタ-ネットの時代になったとはいえ、3の「国際調査員の仕事」のとおり、調査員の皆さんは大変なお仕事であることには変わりないないのではないでしょうか。全国津々浦々で約70万人前後の調査員の皆さんが調査期間に活動されている姿が目に浮かびます。
日本に住むすべての人と世帯が対象
5年に一度の最も重要な統計調査です
日本に住む人や世帯」について知ることで、生活環境の改善や防災計画など、わたしたちの生活に欠かせない様々な施策に役立てられる大切な調査です。
❶調査の目的
国勢調査は、統計法(平成19年法律第53号)第5条第2項の規定に基づいて実施する人及び世帯に関する全数調査で、国及び地方公共団体における各種行政施策その他の基礎資料を得ることを目的としています。
第1回調査は大正9年に行われ、今回の調査は21回目に当たり、実施100年の節目を迎えます。
❷調査の期日
令和2年(2020年)10月1日現在
❸回答期間
インターネット回答期間:令和2年9月14日(月)から10月7日(水)まで
調査票(紙)での回答期間:令和2年10月1日(木)から10月7日(水)まで
❹調査の対象
令和2年10月1日現在、日本国内にふだん住んでいるすべての人(外国人を含む)及び世帯を対象
※統計法では、正確な統計を作成するために、調査に回答する義務(報告義務)が定められています。
❺調査事項
①世帯員に関する事項(15項目)
「氏名」、「男女の別」、「出生の年月」、「世帯主との続柄」、「配偶の関係」、「国籍」、「現在の住居における居住期間」、「5年前の住居の所在地」、「在学、卒業等教育の状況」、「就業状態」、「所属の事業所の名称及び事業の種類」、「仕事の種類」、「従業上の地位」、「従業地又は通学地」、「従業地又は通学地までの利用交通手段」
②世帯に関する事項(4項目)
「世帯の種類」、「世帯員の数」、「住居の種類」、「住宅の建て方」
3 調査員の仕事
調査員にとっては、自分の過去の経験からすると、調査票を直接配付することが意外に大変でした。ポスデイングするだけであれば簡単であるが、着実に家庭に届けることは容易ではありません。昼間は留守宅があったりで、電話で在宅を確認して何度も足を運んだものでした。回答の回収も同じでした。