84歳老いる雑感(85) 「歳をとる」と「年をとる」の私見

    新聞・雑誌など読んでいると、高齢者の記事でも「年をとる」が多くの場合使われているように見受け受ける。

    私は、後期高齢者の一人として、高齢者に関しては、「としをとる」を敢えて、「歳をとる」と使っている。自分の実感としてまさしくそうであると考えているからである。したがって、このブログでもそのような使い方をしている。

    私の理解、受け止め方としては、「 年」と「歳」については、「年」は、時を表す場合に使われる場合が多く、「歳」は、人や生き物の年齢を数える時に使われることが多い。つまり、「年」と「歳」では使われる場面が異なると言える。

    これらのことは、ネットで調べてみても、表現の違いはあるが、ほぼ同じであるようだ。

   どちらが正しい用語の使い方かどうかではなく、私見としては、高齢者の場合、「年をとる」よりも「歳をとる」「歳を重ねる」の方が収まりが良く、すっきりとしているので、この方向で最後まで進めることにしている。