神原町シニアクラブ(神原会)(235)  金曜会・リアル野球盤大会の静岡新聞記事に寄せて

 今日の静岡新聞朝刊の地方版に、昨日1月24日開催した当神原会のリアル野球盤大会が取り上げられ記事となった。神原町シニアクラブが昨年10月にリアル野球盤を取り入れ、毎月2回の金曜会で行っていたが、完全に定着し円滑な運営ができるようになりました。

 用具一式をリアル野球盤協会のお世話で購入し、自前のものを使うことによりすべてにわたって、皆さんが知恵を出し合って、会場の設定、準備及び撤収収納に至るまで、そのつど改善を重ねた結果、他の種目活動と同じようにごく普通に行えるようになりました。現在、リアル野球場の試合は7回戦とし、4回戦が終わったら休憩をとることにしています。

 このゲ-ムのいいところは要約すると、

❶ 年齢・体力などに関係なく誰にでもできる。

❷ 打ってよし、アウトで良し、そこに歓喜と悔しさがある。

❸ 誰にでもホ-ムランや三塁打のチャンスがある。

❹ 知らず知らずにゲ-ムの人となり、身体を動かしている。

❺ 笑いと明るさ、ふれあいがある。

❻ 自然に敷居を越えて、仲間に入っていける。

 神原会のクラブ活動全体からすれば、金曜会のリアル野球盤は、ほんの一部分ではあります。

 現在、わが国は高齢者が急増し、超高齢者社会が急激に進む一方、どこのシニアクラブも会員の減少化傾向の問題を抱えております。わが国おける今後の超高齢者社会の推移を考察するとき、人生観・価値観の多様化と社会生活環境の激変の中で、最終的には高齢になればなるほど、一人で家にこもらないで,地域のシニアクラブ等の活動に参加して健康寿命につながるようにやっていかなけれはならないことは自明の理であります。

 しかし、現実は厳しいものがあります。身体が動けるうちは人と交わる、人と会話する、このことが元気の秘訣であるとわかっていても、一人で家でテレビを見たり、趣味を楽しむ、家庭菜園をやり、一人で体を動かす方が気楽である。こうしたことは個人のものの考え方であり、どのように対処するか理屈ではなく、難しい事柄でもあります。

 現代社会の高齢者の難しい課題とシニアクラブの関りは切っても切れない関係にあります。地域のシニアクラブは、地域社会の高齢者集団であることから、高齢者に広く開かれた活動、高齢者に役立つ存在、健康寿命につながる活動集団を目指しております。

開かれた高齢者集団の活動を町民の皆さんに知ってもらうために情報連絡紙「いきいき神原会」は自治会を通じて隣保班に回覧していただいています。

 こうした視点から、シニアクラブの活動は、今後、新聞・テレビなどメディアで取り上げてもらえたら高齢者社会における高齢者の諸問題の解決の糸口につながるのではないでしょうか。

 今回わたくしどもの取り組み、リアル野球盤ゲ-ムは、単なる高齢者の遊びや暇つぶしではなく、社会性を持った高齢者問題の取り組みの一つとしてとらえていただけたら大きな意義のある活動であると思います。

 静岡新聞ありがとうございました。

 

令和2年1月25日静岡新聞記事「シニアクラブでリアル野球大会」

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現代社会の高齢者の難しい課題とシニアクラブの関りは切っても切れない関係にあります。地域のシニアクラブは、地域社会の高齢者集団であることから、高齢者に広く開かれた活動、高齢者に役立つ存在、健康寿命につながる活動集団を目指しております。

開かれた高齢者集団の活動を町民の皆さんに知ってもらうために情報連絡紙「いきいき神原会」は自治会を通じて隣保班に回覧していただいています。

 こうした視点から、シニアクラブの活動は、今後、新聞・テレビなどメディアで取り上げてもらえたら高齢者社会における高齢者の諸問題の解決の糸口につながるのではないでしょうか。

 今回わたくしどもの取り組み、リアル野球盤ゲ-ムは、単なる高齢者の遊びや暇つぶしではなく、社会性を持った高齢者問題の取り組みの一つとしてとらえていただけたら大きな意義のある活動であると思います。