先日11月23日は勤労感謝の日、久しぶりに行事等の予定がないので、息子の車で夫婦して遠出をしてみることにした。藤枝市仮宿の「ざる菊園」を観て、御前崎を訪れて帰った。
御前崎は、70代ではしばしば訪れていたが、今回久しぶりであった。御前崎漁港のなぶらを訪れ魚店を見て回り食事した後、御前崎灯台に登り眼下に広がる太平洋を見渡した。御前崎海岸では、特に波しぶきが上がる荒々しい御前崎海岸の様子をRAWで写真に収めた。自分の描いた構図で撮ることができたようだ。
趣味の一つとして、これから暇を見て、じっくりと作品として仕上げて、12月の勉強会に提出することにしている。どんな作品になるやらやってみないとわからない。楽しみのである。
御前崎灯台は、周辺の禄地化等の整備計画が進められ改修工事が行われていた。来年3月末までには整備が完了するようだ。毎度のことながらやはり一番上に登ってみないと収まらないが、強風と歳のせいか高いところは少しづつ怖くなってきたようだ。それにしても太平洋を一望することができた
御前崎海岸の一帯は、サ-フィンの好適地であろうか、数か所で愛好者が多数波乗りを楽しんでいた。これまた女性の多いのには驚いた。
子供の頃、日本海の鳥取の宇野海岸で土用波が出てくると、板を使って波乗りをしたことを思い出した。どのくらい波打ち際まで乗ってくるか幼友達と競争したものである。
時代は変わり、サーフンと言っしゃれたものができたが、用具は異なっても波乗りの爽快さは経験したものでないとその魅力はわからないかもしれない。
日本海の荒々しさと静かな両面を子供の頃から見てきたので、御前崎の太平洋を眺めて自然の底知れぬ威力と無限の豊かさを再確認したものである。
灯台へのわずか100mの坂道を登るとき、脚力がずいぶん落ちていることに気がついた。最近歩く量が減ったツケがきたように感じた。
そんなことで、久しぶりに夫婦で佐鳴湖公園を散策したりした。とにかく歩くことだ。理屈はない。人間も動物も生きる力の源泉は自分の力でどれだけ歩けるかどうかにかかっている。自力で歩けるかどうかで寿命も決まってくる。歳を重ねれば重ねるほど歩くという基本が一番大切であることを感じる。
1 なぶら 海遊館
3 御前崎海岸
4 サ-フィン