数か月前のこと、パソコンに入力していた住所録の容量がいっぱいになったので他に移す作業をした。
上手く移行したつもりで安心し、再度確認することなく 元のデ-タを削除したところ、実際は移行していなくて、両方ともデ-タを失うことになってしまった。
幸い住所録を打ち出して名簿を保管していたこと、5~6年前に住所録をCDに保存していたことから、再生する作業ができた。最新の内容に整理中である。
返信の内容こまめに入力していただけに、5~6年分の内容が全部消えてしまい、悔しい思いをしたものである。
パソコンの機能・操作に熟知していなかったこと、完全に移行したことを確認していなかったこと、確認したと錯覚していたこと等色々な条件が重なってポカをしてしまったのである。まさにウッカリミスだ。
事の起こりは、よく言われている如く、「貴重なデ-タは別に保管・バックアップせよ」との教えを忠実に守らなかった事にある。
現役時代の仕事であれば一大事であるが、年金暮らしになるとそれだけ緊張感がなくなった証拠でもある。年齢のせいにしているがあらゆる面で能力が低下ししつつあること間違いない。
いつまで嘆いていても解決しないので、気を取り戻してこつこつと再生作業を行っている。考えようによっては、ちょうど再確認して「住所録を再整備」する機会を与えられたと思っている。
「油断大敵」は、外敵にあるのではなく、「わが心の緩み」にあった。