がんとの闘い(8) 患者側に立った改善

同じ病院に、過去検査入院、手術入院と二回,今回で三回目である。

入院ベテランになりたくないが、患者の目線で見ると、病院内のいろんな面が改善されているのが良くわかるものだ。

社会全体が日々日進月歩の世の中である。

進歩発展しないところは自然淘汰される。

現役時代を含めて、長い年月にわたって、常に職務・仕事・業務.に関して改善・改良に努めてきたせいか、どうしても「どんな改善がみられるか」といった視点で見てしまう癖がある。

入院して驚いたのは、トイレにおける尿量をはかる使い捨てコップの備えつけである。

以前は、個人別にカップを使っていた。簡単なようで素晴らしい改善である。

一事が万事である。改善改良のあるところ必ず充実発展するものだ。

ほのぼのとした気分となった。