今日も明日もいきいき人生(3) ほんのわずかな奉仕!毎日コツコツと積み上げる!

 
「コミュニティ功労」の表彰文

 「コミュニティ功労」で表彰を受け、面映ゆい思い ありがとうございます

 昨日は、平成25年度浜松市自治会連合会総会に招かれて、浜松市自治会連合会会長から表彰状をいただいた。
ありがたいことです。地元の自治会長が推薦をしてくださったと伺っています。 
 当日は731自治会の会長がはまホ−ルに参集し、浜松市長、浜松市議会議長はじめ多数の来賓のもと定期総会が開かれたもので、議事に入る前に表彰が行われた。自治会長の功労に対する表彰の後、市民9名が「コミュニティ功労」で表彰を受けたものです。
 
 いただいた総会資料に掲載されている表彰候補者の推薦基準によると、「自治会長および副自治会長以外の自治会員またはグル−プで永年にわたり自ら進んで奉仕的精神のもとに下記の活動に取り組み、自治会の発展と住民の連帯意識の高揚に貢献しているもので、かつ、他の会員から信望されている者」とあり、ちょつと面映ゆい思いがした。
 1環境の改善と美化 2防災・防犯・交通安全 3教養と福祉の向上 4健康の増進 5その他住民の融和と扶助

 多分、私の場合は、平成19年からまちづくりの一環として取り組んできた花いっぱい活動が、「環境の改善と美化」「住民の融和と連帯意識の高揚」などの項目で取り上げられたのではないかと推察している。

黙々と奉仕に励む尊敬する先輩を見習って
 
 私の神原町には、85歳になられる鈴木頼母さんという20数年間黙々と地域の環境美化等にに取り組んでこられた方がおられる。私は平成2年に航空自衛隊を退官後、しばらくして自治会の部長・副会長を経て会長を務めることになった。この間、自治会活動を通して、実に多くの住民が自分の住む町を少しでも良くしたいと、目に見えないいたるところで黙々と奉仕をしている姿に接した。鈴木さんもその中の一人です。本当に尊敬する年長者でおられる。
 世の中は広いものです。いろいろな分野で、こうした社会・地域で黙々と当然のごとく奉仕活動をしておられる方は多い。

 
何か自分の住む町・地域に役立てることができればよい

 人生の主軸を占める35年間の防人の生活は、国家・国民への奉公であったので、次の人生は、出来れば《自分の住む町・地域》へ何がしか役に立てばと自分なりの信念でやるべきことをやり今日まで過ごしてきました。大げさにいえば「郷土愛」「地域愛」といったものかもしれません。
 それは大上段に構えた、難しいことではなく、ごく当たり前のこと、自分の住むまちなかであれば誰にでもその気になればできることを、できるだけ長く続けたいと思っている。

 加齢とともに、きっといつかその志も続けられなくなることは目に見えているが、その時まで出来ればよいではないかと割り切っている。

花いっぱい活動の、まとめ役・世話役・推進役 

 神原町花の会・花美原会の活動は、花いっぱい活動を通じて明るいまちづくりに貢献したいとする有志の団体です。
代表という立場であるが、《会のまとめ役》《みんなの世話役》《活動の推進役》に尽きる。こうした役割を果たすには、やはり体力・気力・意欲が必要で、いつまでも続けられるわけでもない。難しくなったら次世代にバトンタッチすればよい。
 意欲があっても、体力がなくなれば、一会員として出来ることをやればよい。割り切っているので悩むこともない。

奉仕活動は大義名分を離れて自分のため

 どんな組織でも、トップとして人を動かすにはそれなりの大義名分が必要であるが、当人自身が動くときはそれに縛られることはない。どんな活動も、人様のため、まちのため、地域のためだと思っているうちは本物でないような気がする。

 「守破離」ということがあるが、奉仕活動は、一切の地位や名誉といったものから抜け出し、超越し、理屈を抜きにして、とにかく動くことが大事だ。自分の体を動かして活動することだ。体を動かせば健康につながる。つまるところ自分のためにやっているといっても過言ではない。
 難しいことをやるのではなく、地道に、ごくありふれたことを毎日毎日こつこつと実行して積み上げること、出来るだけ長く続けることを目標にしている。
 
受賞は反省と自戒を与えてくれた

 人の一生は有限だ。年齢的にも下り坂である。その時がきたら静かに下がればよい。
 昨日の受賞は、反省と自戒を与えてくれた嬉しい日であった。