神原町花の会・花美原会(9) 竹材による独特の花壇の外枠づくり!

 
《集積した竹材の選定など》


《竹材の入れ替え作業》


《逐次外枠が出来上がる》


《新品の竹枠づくりのが最終段階》

 昨日は、5月の花いっぱい協同活動を8時から約2時間行い、正面の花壇16ケ所の竹外枠の更新作業を行った。参加者15名が協力し合って、効率的に作業が進捗した。早朝から神原町自治会の防災訓練もあり、終了後に参加してくれた方もある。ありがたいことです。
 約6年間使用した竹は、割れ目ができたりして、老朽化の傾向が見られたため思い切って取り換えた。出来上がってみると花壇の外枠を新品にするだけで、見栄えもぐっと良くなった。
 当初からあえてブロック等の固形物を使わず、外枠を竹にした理由は、農地であること、自然に優しい環境にしたいこと、竹材が豊富にあること、朽ちて自然に帰ることなどから採用されたものです。どこの花壇を見ても各種のブロック等が使われていることからすれば、ユニ−クな発想で、賢明な選択であったと思います。
 今回の竹材は、会員の一人が所有するはるか数十キロ離れた竹林から切り出し、トラック2台で運搬して無料提供してくれたものです。
 神原町花の会・花美原会の花壇は、平成19年の開設以来、町民・会員の皆さんからの数え切れないほどの善意・協力のさまざまな園芸資材提供によって支えられています。これらは、自分たちの活動や協力支援によって、「花いっぱいの明るい町にしたい」という愛町心にあるように思います。
 現在、町民からの寄付による「花いっぱい運営基金」を基盤として、浜松市の花いっぱい活動団体に対する園芸資材の交付制度、静岡県グリ−ンバンクの種等の配付制度も活用しながら運営しています。
 19日からポピ−畑を開放し、来訪者の干渉及び写真撮影のための一区画を除いて、自由にポピ−花摘み(無料)ができるようにしました。毎回、メインの花期の後半はこのようにしております。ポピ−畑で楽しんだ後、帰りにつぼみの付いたポピ−を摘んでもらい、家族全員でじっくりとポピ−が開花する様子などを楽しんでいただいております。
 これも花美原会の独特のやり方の一つであり、多くの方に花を楽しんでいただくとともに、浜松市西区にある「神原町」という町を知ってもらう機会になりました。 
 連日多くの方が、次から次へと来訪され、ご家庭でポピ−の誕生・開花の様子を楽しまれたのではないでしょうか。
 昨日、来訪された方の一人は、「今朝咲いたよ!」と嬉しそうに話してくれました。私にとっても、昨日は、花協同活動、続いて、花畑の来訪された皆様への対応説明に忙しく、ブログを書く暇もない一日でした。でも良い出会いは、心が爽やかで健康につながるようだ。