シニアクラブ (1 )「シニア」の愛称! どこまで地域の発展に役立つ「シニアクラブ」になれ るか

本年度の「神原町シニアクラブ・神原会」は、りな会員54名でスタ-トした。小さなクラブです。
昨年4月、いち早く名称を「神原町老人クラブ」から「神原町シニアクラブ」と会則改正し、愛称を「神原会」としています。一年もたつと、町民にも理解いただき、「シニアクラブ」といういい方は浸透してきたようだ。 
 シニアは、「年長」「上級」を意味し、静岡県下は、本年度から愛称として「シニアクラブ」を取り入れた。
 最近の傾向しとては、注意してみていると新聞・雑誌・テレビ等でも「老人」という表現は見かけなくなったようだ。「高齢者」か「シニア」という表現が一般的になってきた。
 どんなに呼び方を変えても、高齢者は高齢者であり、老人は老人であることに変わりがないが、高齢者自身はもとより、社会全般の意識、イメ−ジを変えることも大事である。
 一昔前と違い、高齢者の体力・気力・意欲・考え方が大きく変化してきている。歳に関係なく健康な人、若手シニアは、まだまだ社会の第一線で働くことが求められ、できる時代である。 
 神久呂地区は、大久保町の「曙会」、西山町の「高砂会」、神原町の「神原会」のシニアクラブが連合会を作って活動しています。本年4月から会則を制定し、「シニアクラブ神久呂」と改称した。地区に所在する自治会等関係の団体には、その旨お知らせし周知を図っています。
 シニアクラブの大きな問題は、共通して、会員の高齢化と若手会員の加入が少ないこと、会長等のり−ダ−になりてがないことなどがあげられる。
 これからの日本は、益々、高齢者の占める割合が高くなる。社会の一員として、高齢者に出来る役割を担っていくことが求められている。シニアクラブが地域社会でお役に立つ存在でありたいものだ。
 今回の「シニアクラブ」の愛称の定着と相まって、次の段階は、シニアクラブが、自分たちだけが楽しむ仲間・集団、あるいは、世話をされる側・団体からいかに脱皮し、変身し、地域社会において、どれだけの役割を果たすか問われる時代がやってくるだろう。
 その第一歩は、徐々に会員の意識変革と活動内容などの改善から始めたいものである 。