わが自治会活動の軌跡( 38) 着々と進んだまちづくりの特定テ―マ の検討会・準備会

    平成17年(2005年)4月、地域の神原町自治会長に就任して以来、毎月5日と20日の2回、「神原町自治会ニュース」を編集発行した。歳月が過ぎるのは早いもので16年が経った。
 わが町に「自治会ニュース」が創設発行されるようになってから、現在に至るも継続されて情報連絡紙として大きな役割を果たしている。
 「神原町自治会ニュース」を通じて、地域社会に生起する諸問題、自治会活動及び運営や地域の話題や町内で黙々と献身的に活躍する人々などを中心に、どのような問題に直面して、どのように対処したかを回顧してみたい。
 自治会・町内会の運営と活動は、時代、地域によって状況は様々であるが、共通するものがあるのではなかろうか。そうした視点からすると現在及び将来において、自治会・町内会の会長、副会長、会計の三役などの役員として活動される方々に参考になる点もあるのではなかろうかと思うものである。時代の進展とともに自分たちの住む町の自治会・町内会は常に新しい課題に直面しながら前進していくものであるからです。

1  まちづくりの特定テ―マ の検討会・準備会

 まちづくり委員会は、テーマ別の専門部会を設けて、最も町民の実現要望の強かった項目内容について整理検討をしてきました。

    その中で、次の三つの特定テーマについては、検討会、準備会を設けて鋭意、調査研究及び準備を進めてきました。

 現在進みつつある主要内容と今後の予定を町民の皆様に、会報を通じてお知らせするものでした。

2    現在進みつつある主要内容と今後の予定

❶ 花いっぱい運動・町の花推進準備会

 花いっぱい運動・町の花推進準備会は、わが町の花を「つつじ」とし、具体的な推進構想案を策定し、その実行策を進めつつあった。

 ①現在                わが町花いっぱい運動・町の花「つつじ」の推進構想案(市の交付苗木つつじを核として各家庭に育て親になってもらい移植を第一歩とし、増殖・拡大し、花と緑があるまちづくりをする。) 

平成18年12月  市へひらどつつじ苗木交付申請(総額10万円、100戸に各1本予定) *12/11申請受理

平成19年1月  育て親・家庭及び希望の花色、植栽場所の調査 

 ④平成19年2月  育て親の決定と市長・自治会長・育て親三者の「町の花協定書」結ぶ(自治会で一括事務処理)

平成19年3月  中旬に各家庭に苗木配分・植栽、専門業者による育成管理の事前指導

❷ ふれあい健康農園設置準備会

 ①現在                 ふれあい健康農園設置について、参加者を中心に具体案の意見交換

平成18年12月  予定地の視察、農地借用につて地主と自治会との話し合い

平成19年1月    ふれあい健康農園設置構想案の策定、 農園参加者の調査及び内定 

平成19年2月  農地借用について契約    3月 開園に向けての諸準備

❸ 凧揚げ会調査研究検討会

現在                       凧揚げ会運営の基本事項全般の調査研究、意見交換

平成18年12月 西山凧揚げ会へ研究協力指導お願い挨拶、市へ調査研究の申出・まつり関係規約等の受領 

平成19年1月 凧揚げの体験

3  平成19年1月から発会する準備会・検討会

 まちづくり委員会は、花いっぱい運動・町の花推進準備会、ふれあい健康農園設置準備会及び凧揚げ会調査研究検討会の三つの準備会・調査研究検討会が軌道に乗り着々と本格的に活動が進められていることから、次の段階として、平成19年1月から次の準備会編纂会をスタ-トさせることにしました。

❶. お囃子保存会設立準備会   

❷ 50年史編さん会      

❸ 多目的広場設置準備会

4   まちづくりに関する所感

 平成17年(2005年)4月自治会長に就任して、神原町誕生50周年を契機に、神原町のさらなる充実発展を図るため、まちづくりの新しい手法を取り入れて、町民の総意で「神原町まちづくり構想 」を策定することを進めました。

 この発想と構想は、自衛隊勤務で各地を転勤し、自衛隊官舎地区の自治会副会長、自治会長を経験し、退官後現住地に終の棲家を定め、第2の人生時代に会社勤務しながら自治会部長を務めて、わが町の発展のためには何が必要なのかを考えてきました。

 その後、縁あって、自治会副会長に就任して、自治会長として何をなすべきか現状の問題点と将来の発展策について、3年間温めてきたものでした。

 副会長を終えるや、平成17年4月、自治会長となりました。早速着手したことは、「神原町まちづくりプラン」でした。自治会の主要事業計画に、単なる飾り文句ではなく、町民の総意を集めた具体的な「まちづくり構想」を策定し、実行することになりました。自分の考えた腹案の60%程度で終わってしまいましたが、「まちづくり委員会の設置運営」「項目別の専門部会の設置運営」「主要事項の準備会、調査研究検討会の設置運営」など、この手法だけは間違っていなかったと現在を思っています。

 当時、まちづくり計画構想と言った発想は、神原町50年の歩みにおいてなかった。今更、ややこしいまちづくりなどしない方が良しとする意見もあり、一部にとっては青天の霹靂的なものでした。

 私にとっては当たり前のことでしたが、町民全員からまちづくりの要望をアンケート形式で取ったり、各層からの代表などを町民の約7パーセントにあたる方にまちづくり委員を委嘱する方式を取り入れたことなどは初めてのことであった。

 町民主体のまちづくりの手法は、今でこそ当たり前のことですが、保守的な地域においては、急激な変化となり、軋轢を生むことにもなるため、町民の融和を重視してペースを落としたりしました。新しいことを始めることがいかに困難であるかを経験しました。

 そこには、町民の一部には、まちづくりはすべて行政に任せておけばよしとするもので、諸問題の積極的な解決改善を避け、昔からやっていることを継続し、可もなし不可もなしでやれば良いとの意見もありました。

 時代は進展しています。町は生きています。常に新しい課題が生まれてきます。町民の要望・願いをどのように実現していくか永遠の課題です。町民の構成、意識、価値観はもとより、新しい現状の問題点と将来の発展のために、さらにより良い手法でまちづくりが行われることを願っています。過去のことなどたわいのないことですが、将来の地域の指導者となる方が、参考にしていただければ幸いです。

5   わが町の成り立ち

 神原会館の建設経過と背景 省略

神原町50年の歩み」に詳しく記述しました。

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 6    神原町自治会ニュ-ス No38  平成18年12月20日

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浜ちゃん日記  花便りがきかれる季節がやってきた

 新聞テレビ等で桜の予想開花日が報ぜられるようになった。浜松でも河津桜の開花記事を目にするようになった。自然は刻々と移り変わっている。

 18日は24節気の一つ「雨水」であった。三寒四温を繰り返し、やがて春がやってくる。明日は天気の具合を見て、ウオーキングを兼ねて近くの河津桜の様子を見てこようと思っている。

わが家の 沈丁花ジンチョウゲ) 令和3年2月19日撮影

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浜ちゃん日記 内外情勢に関心をもって過ごす

 昨日は昼間粉雪が舞う時もあった。今日は一転して、風は冷たい。午前は家事に関すること、午後はシニアクラブの金曜会に関することに対応した。 

 日常生活においては、昔風に言えば、隠居の身分である。職業人としての活動期を卒業して久しい。毎日が穏やかで元気に過ごせれば最高である。

 新聞などじっくり読む時間があるようで、実際はあれやこれやを片付けながら過ごしているので、夜になってじっくり読むことにしている。

 新聞、ラジオ、テレビを通じて、世界情勢や国内情勢の動向に関心を持って、ウォッチしている。逐次、不用品を破棄整理しようと思う一方、時には記事を切り抜いたりすることがある。さすがにファイルに綴ることはやめにし、その都度利用したら破棄することにしている。  

 今夕は、明日の写真クラブの定例会、この1ヶ月撮影した多数の画像写真の中から15点ほど選んで、2L版にプリントした。さてどんな評価をいただけるであろうか楽しみである。

  

神原町シニアクラブ(神原会)(317 )   令和2年度を締めくくる小総会・定例会・輪投げ大会

    3月が3月が間近となった。令和2年度の締めくくりの月である。

 神原町シニアクラブ(会長濵田喜己)は、新型コロナウイルス感染防止を重視して、例年の総会は小さくし、毎月の定例会並みで実施することにした。次年度の活動計画の決定と輪投げ大会の実施に重点を置くことにした。

 会報は、本日午後、会員宅に配付した。

神原町シニアクラブ情報連絡紙 「いきいき神原会」No140

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浜ちゃん日記   2日前から開花が始まった沈丁花(ジンチョウゲ)

  わが家の庭にある2本の沈丁花ジンチョウゲ)が2月15日から.咲きだした。ネットで調べてみると、沈丁花ジンチョウゲ)は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花ジンチョウゲ)、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されているという。

   沈丁花ジンチョウゲ)の特徴と言えば香り高い花という印象が強い。早春を告げる花木ともいえる。外側が紅紫色で内側が純白の花が目に染みる。満開になるのが楽しみである。

 2日前から開花が始まった沈丁花ジンチョウゲ) 令和3年2月17日撮影

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85歳老いる雑感(107)  「老いる」ことをどのように受け止めるか

 昔から老いると、先ず脚、目と歯にくると言われている。老いの兆候は、歩行と視聴覚、歯などにあるようだ。自分の場合は、走ること、飛んだり跳ねたりすることが著しく低下してきた。

 誰しも高齢期に入ると、身体のいろいろなところの機能が低下したり、病気になったり、不具合が生じてくるものである。身体上の機能低下の箇所は人様々である。今日では、これを「フレイル(虚弱)」と言っている。

 「老いる」とはよく言ったものだ。70代前半では全く気にも留めなかったが、70代後半から様々な機能低下がわが身に現れると「老い」を自覚するようになった。

 自分の身体について自覚をすることはよいことだ。自分自身が身体のコンディションに合わせて行動するようになるからである。自覚がなかったりすると、無理をしたりすることになる。そのことが身体を痛めさらに老化を進めることになる。

 「老いる」ことは自然なことであり、徐々に「枯れる」ことでもある。どのように老いるかはどのように枯れるかでもある。これを止めることはできない生命の摂理でもある。人生の最終の過程であるからだ。

 85歳まで生きてきた見聞と経験からすると、75歳からの「老いる」は、歳・年ではないように思う。「老いる」速度、程度と内容は個人によって異なる。あまりにも個人差があるからだ。

 「老いる」ことの受け止め方、対処も人生観、価値観等によって各人各様である。私は、「老いる」ことを素直に受け止め、否定的、悲観的、消極的に考えるのではなく、肯定的、積極的、前向きにとらえていきたいと思っている。老いる日々をどのように過ごすか、明るく充実した満足感のある毎日にしたいと努めたい。

「老いる」ことの事象 

走ること、飛んだり跳ねたりの力が著しく低下

走ること

 70代前半まではジョギングをしていたが、70代後半から走ることが減り80代では全くしなくなった。今日グラウンドゴルフ時に、たまに球のところまで走ることがあるが、心臓がパクパクするので速足に切り替えている。

 幸い、「歩く」ことができる。こちらの方は、背筋を伸ばして普通に歩くことができる。

 飛んだり跳ねたりすること 

 70代前半までは縄跳びをしたり跳躍運動を行ってきたが、70代後半か縄跳びも減り80代では全くしなくなった。通常の体操は普通におこなっているが、跳躍の動作になるときつくなってくる。

 こうしたことから、梯子を登る、脚立の上に立つとバランスが崩そうに感じるようになった。大した高さでないのに恐怖感を覚えるようになったことから、極力無理をしないことしている。

わが趣味活動(76) 猪鼻湖神社を中心とした浜名湖西岸巡りを写真で綴る記(1)

 去る1月10日・日曜日、夫婦で久しぶりに自家用車で冬の浜名湖西岸巡りをした。

浜名湖一周はきついので、西岸を中心としたものとした。出来る限り湖岸に沿って、軽自動車を走らせた。数年前までは年に1回は回ったりしたが、最近はその機会がなかった。70代前半のころは元気があり、夫婦で浜名湖をサイクリンをしたが、今やそのエネルギ-はなく往時を回顧するのみである。

 ちなみに、浜名湖一周の距離は、サイクリング協会の資料によると約65キロとある。コースの取り方にもよるであろうが、大体妥当な距離と言えるのではなかろうか。

 今回のお目当ては、浜名湖の支湖、大崎半島に仕切られた浜名湖遊覧船の発着場所に車をおいて、徒歩で猪鼻湖神社まで散策し参拝することであった。

 この付近は、かって良く訪れたものであったが、久しぶりに訪れると、当時賑わった土産物屋は閉店となっておりさびしい状況であった。変わらないのは素晴らしい風景であった。猪鼻湖神社に至る小道は安全柵が整備されていた。

 せっかくの機会であることから猪鼻湖だけではなく、西岸を中心に湖岸を車で走り、各カ所から眺めた風景をパノラマ写真などで綴ってみた。

   特に感じたことは、

❶  とにかく浜名湖は広いということ。湖岸に沿って、車を走らせると丸い円ではなく、岬あり入江ありで、行けども行けども変化に富んだ左右の対岸を見ることができる。

❷  冬景色であったが、各ポイントから眺めた風景は素晴らしかった。風光明媚も異なった場所から眺めるとそれぞれの趣きがある。

❸  湖面で目立ったのは、魚業養殖の柵であった。数年前に比べて漁業体制が格段に整備されてきたように見えた。

❹   早朝も氷点下であっせいなのか、湖面の鳥の数が少なかったことである。残念ながらカモメなどが舞い飛び通う姿は見かけなかった。

❺  猪鼻神社周辺は進入路の手すりは新しくしっかりとコンクリートで固定されよく整備されていた。環境保全を図りながら安全管理の配慮がなされていた。

1  猪鼻湖神社と獅子岩

❶ 猪鼻湖についての説明板及び獅子岩(猪鼻湖神社)への案内板

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❷ 猪の鼻のような岩【獅子岩)

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❸ 猪鼻湖神社

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❹ しんばし

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❺ しんばしの下からの眺め

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❻ んばし付近からの景観パノラマ 

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