浜ちゃん日記 心にビタミン新聞

1.  心にビタミン新聞

 先日、毎日読んでいる新聞に、A3版の「 心にビタミン新聞」が折り込まれていた。「心のビタミン」とは味のあるネーミングだ。10月15日発行第18号で内容は両面を使って、「第5回「たった一言で」コンテスト受賞作品」の掲載と「浜松のちょっといい話」が掲載されていた。

 「 心にビタミン新聞」の毎月の内容は、「たった一言で」コンテスト受賞作品」を掲載している。この内容はネットでも「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」で幅広く読まれているものである。私もかなり前から時折読んでいる。編集長は志賀内泰弘氏である。

 新聞の折り込みから見つけ出すのは家内で、私は新聞しか見ないから目に触れないで終わってしまうであろうが、妻が最初に読んで、どうぞということになる。

 心の痛む暗い二ュースを見聞していると、「 心にビタミン新聞」のような心が明るくなる《いい話》は、一日中爽やかになる。

 

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2.   「プチ紳士・プチ淑女を探せ」運動

  ネットによると、「プチ紳士・プチ淑女を探せ」運動について、次のように説明している。

 プチ紳士・プチ淑女とは、ついつい見過ごしがちなほどの、小さな小さな親切をする人のことです。
まず親切な人を探して次は自分が真似をする。そして「世の中を思いやりでいっぱいにしよう」という活動です。

 

<<理念>> ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。自分のできる範囲でいいから、周りのことを思いやる世の中を作ろう。

 3.浜松新聞を支える応援企業

 「 心にビタミン新聞」の浜松新聞の「いい話」は、つぎの新聞店で取り扱っている。当然、無料配布は応援企業があって成り立つものだ。どんな会社が応援しているかじっくり見ていくと各業種の企業が名を連ねており、興味深いものがある。

 

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4.  ちょっといい話 の寸感 

❶ 日常生活の中で、「これはいい話だなあ」と思うことはだれたでもあるであろうが、いざ、ペンを握ってはがきに書くとなると、大抵の人がしり込みしおっくうになる。世の中にはいい話がいっぱいあるが、大抵は自分の胸にしまったり、他人に話したりする程度で終わってしまうことが多いのではないだろうか。

❷ 時代とともに価値観も多様化し、あらゆる面で昔とは違ってきた。特に、経済産業の発達、科学技術の進歩により便利で恵まれた時代になった。地域社会、家庭など人が生きていく環境等の変化がどの程度、人間のうちなるもの、「人の心」、とりわけ「人を思いやる心」にどのような影響を及ぼしてきているであろうか。これからどう変わっていくのであろうか。

❸ 私はいつの時代も人間の本質は変わらないと思っている。自分の祖父母・父母の抱いた心と私の心、子供、孫たちを見た時、そんなに変わっていないのではないかと思う。家族を大切にする心・人を思いやる心・社会に役立ちたいとする心など「人の心」にそれほど違いや変わりがないように思えてならない。

 私の先祖も、祖父母・父母が歩んだ心と私の歩んだ心、子供や孫たちが歩んでいる心はその時代、年齢相応にあまり違いがなかったのではなかろうかと思ったりもする。

❹ 新聞テレビでは、「悪い話」が多く、「いい話」が少ない。悪い話の類の方が話題性があり、関心があるのは人間の性でもあるからだ。ほんとうは「いい話」の方が「悪い話」より多いのではなかろうか。

 「悪い話」より「いい話」の方がよい。「 心にビタミン新聞」は「いい話」ですくわれる。「世の中を思いやりでいっぱいにしよう」という活動が広がることを期待してやまない。