自衛隊父兄会(2) 父兄会防衛情報紙

1.  浜松市自衛隊父兄会情報連絡紙「自衛隊父兄会ニュース」

   浜松市自衛隊父兄会が発行する 自衛隊父兄会二ュ-ス」が4月号でvol98を迎えた。まもなく100号となる。

    私が浜松市自衛隊父兄会役員との直接の関わりは、平成3年からであった。隊友会浜松支部の副支部長に就任して以来、浜松基地の防衛団体「五桜会」で会合交流を図ったからである。

     父兄会ニュースが発行されるにあたっては、浜松市自衛隊父兄会会長志賀勝氏と一緒に元事務局長木村得夫氏が苦労して発行にこぎつけたことを知っているだけに強く印象に残っている。

    浜松市が周辺市町と合併したのに伴い、各地区自衛隊父兄会が浜松市父兄会として一本化してまとまる、絆の形成にこの情報連絡紙は大活躍し役立った。

    毎月発行されることに意義があり、浜松市自衛隊父兄会の情報連絡紙は、会員に主要行事、活動状況を知らせる役目を確実に果たしその成果は非常に大きいものがあるのではなかろうか。情報連絡紙の創刊・存在によって、父兄会活動が一層活発化した好例と見ることができる。

  

2.全国父兄会防衛情報紙「おやばと」

 全国自衛隊父兄会防衛情報紙「おやばと」は、本年4月400号を迎えた。

   最近の「おやばと」は,自衛隊に関する情報が満載され,一度読んだら次も読みたくなる内容となって来たと強く感じている。

   公益法人化を契機に,「読んでもらえる防衛情報紙」「読んで得をしたと思う気持ちになる防衛情報紙」「どこにも載っていない防衛情報紙」を目指して取り組んでいるのがよくわかる。

    それだけ魅力のある内容となった背景には、父兄会の危機感があったように思う。さらに発展を期待するが、その原動力は会員が増え、購読数が飛躍的に伸びることであろう。その点から会員自身の一層の努力が求められている。

 

❶ 浜松市自衛隊父兄会二ュ-ス

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《 会員にとって身近な情報や会員が自ら参加した行事等の内容・感想などがあって文字どおり二ュース記事で全体が分かる。》

 

❷ 全国自衛隊父兄会防衛情報紙「おやばと」

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 《 軍事知識・軍事情勢から、海外派遣経験者や災害派遣の回想・教訓、最新の隊員の状況等会員ならずとも一般市民が読んでためになる盛りだくさんの情報がある。》

 

わが趣味活動(6) 東部写楽会の合評会

 1.定例の合評会

東部写楽

    3年前に東部協働センターの写真講座の受講生が中心となって結成した「東部写楽会」は、文字どおり写真を楽しむ同好会です。

    写真歴の豊富な先輩のみなさんがいる浜松写真連絡協議会の会員にも入れていただき、当会も順調に運営されてきました。

毎月の合評会

    今日5月17日(土)午前、 浜松市東部協働センターにおいて「東部写楽会」の毎月1回の定例合評会が行われた。

   東部写楽会の定例合評会は、毎月第3土曜日午前9時から12時まで、東部協働センターで行います。

    4月は、あいにく、定例会日に入院手術したりで参加できなかったりしたが、これからは、なんとしても出席するようにしたい。

❸  役員の交代

    会長は、私が創設以来務めさせていただいたが、がんの再発等があり、4月の定例会で皆さんに諮り、副会長の鈴木幸作氏が会長に就任することになりました。

     副会長伊藤守一氏(新任).会計鈴木恵子氏(再任).監事大塚けい子氏(新任)となりました。

   鈴木幸作氏は、東部写楽会結成時から活動の大黒柱として活躍されてきた方で有り、これからさらに充実した会に発展することが期待されます。

❹  合評会はいいね

    久しぶりに定例の合評会に出席できて嬉しかった。

   それぞれが個性のある写真を撮っており、素晴らしいセンスに敬服しています。

    各人自分で選んだプリントアウト写真を2L版5〜10枚用意し、15分位かけて、浜松写真連絡協議会 会長・丸井敏郎氏、副会長・新野秀幸氏、実行委員長・吉川達也氏ほかの皆さんからあらゆる角度で忌憚のない意見をいただいています。

   毎回、なるほどと納得し、啓発されるアドバイスが行われています。自分で撮った写真についての批評はもとより、全員分を順次、やって行くといろいろなことが話題となり非常に勉強になります。

    理屈はかなり分かって来ても、実際の撮影場面、写真画面にしてみると場を踏むことの重要性がよくわかります。

    今回から、印象に残ってコメントを記録し、今後の勉強の糧とすることにした。

❺  新人の入会大歓迎です

     当会は会員も10名を少し超える程度で家族的な小グループです。最近、入会を希望される方もあり、まず活動の様子を見学し、気に入れば入会していただいています。

    入会してみようかと思いの方は、毎月第3土曜日午前9時、浜松市東部協働センターはおいでください。 最近も私のブログを見て、早速見学に来られました。写真を通して仲間が増えることはありがたいことです。

    浜松写真連絡協議会の先輩の皆さんが懇切丁寧に指導してくださっているので、初めての方も何の不安・心配もありません。

 ❻   私の写真観

    写真も人生と同じで様々であると思う。その人の人生観が最終的には写真に現れてくるといわれるがまさにそうではなかろうか。真剣に向き合えば向き合った分,撮った写真に如実に現れて来るように感じる。写真も能力素質はともかく、楽しくやっていける自分に合った趣味で終生続けていきたいものの一つであるようだ。 

 今のところ身体と治療の状況に合わせて、出来るだけ身近な題材を通して自分の人生観が少しでも伝わるような写真が撮れたらと思っている。

 

2.2014第13回協議会作品展

    浜松写真連絡協議会主催の「2014年第13回協議会作品展」が,5月26日(月)〜6月1日(日)・クリエート浜松3F32号室で開かれる。

    東部写楽会は,協議会の会員として全員が 出展する。このため5月13日夕協議会の額装作業に参加した。

    私は,2点四つ切りワイドを出展し,タイトルを「冬の田圃」.「古寺の壁」とした。過去の合評会で好評を得たものの中から選んだ。写真に関しては技術的にも初心者の域を出ないかもしれないが、初心を失わず取り組んでいる。

    作品展でも新人グループをまとめて展示していただけるであろうから注目してもらえたらありがたい。

 

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《 東部写楽会の合評会 》

 

神原町花の会・花美原会(89) ポピ-無料花摘み体験が大好評

 今朝の中日新聞の静岡版「お出かけガイド」に「浜松市西区神原町のお花畑」のポピ-の無料花摘みが、先週に引き続き紹介された。

 新聞報道の威力はすごいものがあるから、週末の土日は多くの家族連れの皆さんが花摘みに訪れることであろう。

 早速、朝から来訪者が続きポピ-をいっぱい抱えて帰って行かれた。おせっかいながら、そんなに花を持ち帰ってどうするのだろうか?と心配するほどである。切り取ったポピ-はそんなにもたないので、つぼみを持ち帰って開花状況を楽しんでくださいとお願いしています。

 ポピ-畑は、3区画設けて、最初に後列の1区画を解放し、今日から真ん中の1区画を花摘みに解放した。前列は次週24日(土)から解放する計画です。先に解放した後列の区画は大量の花摘みでかえって、新しいつぼみがついて開花し花摘みには都合良くなってきた。自然界のことは、「お前たちが心配せず」「おてんとうさまに任せろ」ということがよく分かる。

 

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 《 今朝早起きして掲示板等を移動し、内容も最新のものとした。はさみも大繁盛です。特別に管理人を配置しないで、自由に花摘みしていただくことにしています。一般開放していますので、規制をせず自然体で対処しています。不思議なもので、荒らされることもなく整然とうまく進んています。》 

 

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《 先週解放した後段の区画は、何百名の方がポピ-を思う存分摘み取って帰られたので全体からみるとその跡が鮮明となった。花摘みした後方の区画はその分すっきりして、どんどん新しい花が咲き出した。》

 

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《 今朝からポピ-の無料花摘み解放した真ん中の区画 》

 

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《 5月16日朝 小さい虫も安心してはなびらに留まっていた。》

 

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《 5月16日朝 ポピ-は陽の光を受けて誇らしく咲いていた。》

 

自衛隊父兄会(1) 浜松市自衛隊父兄会総会・講演会・懇親会

1.浜松市自衛隊父兄会総会

 5月11日(日)浜松市自衛隊父兄会の総会に会員として出席した。毎年開かれている定期総会で、今年は浜松駅近くのプレスタワ-の7階等で総会・講演会が行われ、次いで懇親会が17階の静岡新聞ホ-ルで懇親会が開かれた。

 会員261名のうち96名が参加、最初に各地区ごとの総会を開き、事業計画・収支決算等の報告・承認の後、講演会に移り 、浜松市危機管理課 危機管理監代理 課長 本間秀太郎氏の「大規模地震に備えて」、次いで浜松基地第1航空団司令部 防衛部長 2等空佐 山本隆祥氏による「浜松基地災害派遣の概要」について拝聴した。

 式典・懇親会は、開会の辞を浜北自衛隊父兄会会長 小川行男氏、主催者挨拶は浜松自衛隊父兄会会長 志賀勝氏、来賓祝辞として浜松市長 鈴木康友氏、第1航空団司令兼浜松基地司令 空将補 荒木正嗣氏、静岡地方協力本部長 1等空佐 山下愛仁氏、乾杯は第1術科学校長 空将補 平元和哉氏の後、自由懇談となり地区別のテ-ブルで話が弾んだ。宴たけなわの中、納杯は第2術科学校長 空将補 松谷淳一氏、閉会の辞は引佐自衛隊父兄会会長 鈴木範夫氏が述べ散会した。

 

2.印象に残ったこと

❶ 新入隊・入校者の父兄の入会

 総会会場を浜松駅前にしたので、交通の便がよく各所からの参集に好都合であった。特に、今回初めて懇親会が設けられたのはよい企画であった。同じ地区の一般会員が膝を突き合わせて歓談することはなかなかないので会員相互の理解親睦を深めることができたように思う。

 わが子を自衛隊に預けている、お世話になっているという共通の基盤に立っているので、いろいろと話ができ有意義であった。特に、最近入隊した子息を持つ親御さんにはこうした席に参加してもらい、先輩の皆さんの話を聴くことは有益であると思うがどうであろうか。

 この4月、浜松市自衛隊を目指してめでたく合格し、陸・海・空それぞれの任地に向かい、制服に身を包み、心新たに入隊式、入校式に臨んだ若者は35名とのこと。父兄会に入会した父兄は13名と聞いている。

 新入隊・入校した若者は厳しい教育訓練を経て、立派な筋金入りの自衛隊員になっていくが、多くの先輩父兄は自分の子がどんなことに悩み、乗り越えていったかを知ったり、察してきたものだ。親でしか分からないこともある。父兄にとっとも、子息にとっても父兄会入会は有益であること間違いないので、ぜひ本人はもとよりわが子の将来のためにも心から入会を勧めたいと切に思う。

 

 地域特性にマッチした防災対策

 本間秀太郎危機管理課長の「大震災対処」の話は、会員の等しく関心のあるところであり、地震被害想定、防災対処計画の中でも、逃げる対策・知らせる対策・防ぐ対策・津波防災地域づくり推進計画のほか浜松市沿岸域の防潮堤整備の概要等について、市民と直接関係のある内容に焦点を絞り話をされた。

 本間課長は、3年前の3.11東日本大震災に際し、いち早く浜松市から派遣された先遣隊長として被災地に入って被害状況を視認され、何が最も重要か必要かを体験されただけに、浜松市の防災諸計画に担当課長としてその教訓を着実に反映する努力をしておられることを伺って心強くした。

 また、自衛隊災害派遣部隊がどのように活動したか、つぶさに視認しているだけに、自衛隊の部隊の特質、対処を十分理解されているようでOBの一人として嬉しく思った。特に、現場で発揮された自衛隊の被害者の目線での対応、不安を与えない寄り添う行動等に感銘を受けたと話された。これらはすべて平素の訓練や心がけがあって出来ることである。 

 

❸ 自衛隊の活動計画と広報

 山本隆祥防衛部長の「浜松基地災害派遣の概要」は、一般市民はなかなか聞く機会がない内容でよかった。大災害発生では当然に統合部隊として運用されるであろうが、OBの厳しい目から見ると 一般災害に関しては、浜松市担当の陸上自衛隊34普通科連隊第4中隊、航空救難部隊などの活動・運用について、担当者がそろって各分野を説明すると、自衛隊の総合的な活動についてさらに理解が深められるのではなかろうか。

 また、陸上自衛隊と異なり航空自衛隊の場合、航空偵察等はともかく捜索・救出・救護等の災害派遣の訓練状況などをビデオ化して動画で見せるようにしたら理解を一層深めることができるではなかろうか。 

 

❹ わが子を支える家族

 志賀勝会長は、誠実に浜松市自衛隊父兄会を統括され敬服している。自衛隊員を子弟に持つ親として 、「何をしてやれるか」「どうあるべきか」を挨拶でも強調された。自衛隊員であるわが子たちが後顧の憂いなく任務ができるようにするにはどんなことをしたらよいかと積極的に提言してこられた。

 今各県の父兄会が真剣に検討を進めている出動した隊員の「家族支援協力」に係る対処要領が懸案事項となっている。

 自衛隊父兄会防衛情報紙「おやばと」最新号に、前陸上自衛隊西部方面総監宮下寿広氏が「父兄会」について触れた文章の中に次の言葉があったので紹介する。

 「かって米陸軍将校から次のような言葉を聞いたことがあります。《アメリカ合衆国を支えるのは陸軍である。陸軍を支えるのは兵士である。そしてその兵士を支えるのが兵士の家族である》と。米軍が重視している「家族支援」の地位と役割を端的に述べている言葉であると思います。「父兄会」が現在取り組んでいる「家族支援協力」の意義も同じです。まさに日夜、我が国を守るために努力している隊員たちを直接支える活動が、即、我が国を守ることにつながります。」

 要を得た内容で、アメリカ合衆国を日本に、陸軍は、陸上・海上・航空自衛隊に置き換えると国の守りの本質が理解できる。わが子たちだけではなく、父兄も我が国を守っていることになる。

 

❺ 浜松市長の有言実行

 鈴木康友浜松市長は、いつもながら防災は最大の課題であり、浜松基地が所在することは心強い、市を挙げて協力していきたいと挨拶された。

 鈴木市長は新入隊員・学生の入隊激励会をはじめ父兄会総会には必ず出席されていることに敬服している。もちろん浜松基地の四大行事である新年賀詞交歓会・観桜会・納涼祭・エアフェスタ浜松(航空祭)には出席されている。

 浜松市民から選ばれた市長の有言実行は、父兄会はもとより浜松基地所在隊員にとっても大きな励みとなるであろう。 

 浜松基地航空自衛隊の発祥の地である。今年は航空自衛隊創立60周年、浜松基地航空自衛隊隊員の大半の隊員は育っていった。航空自衛隊のメッカといわれるゆえんである。

 

❻ 浜松基地の顔

 浜松基地の代表者は基地司令の荒木正嗣空将補である。荒木司令は、最近の航空自衛隊の状況、特に南西地域を中心としたスクランブル状況、É2部隊の新編など紹介され、厳しい状況下にあっても国家国民のために全隊員が高い意識をもって任務を遂行していると力強く挨拶された。

 親にとっては、自分の子供が勤務している自衛隊が毅然として任務にまい進してくれることが一番の喜びであり、安心感を持つものである。 

 浜松市自衛隊父兄会の会員261名に対して、子息の隊員数は282名そのうちで浜松基地に49名が勤務している。

 

2.  自衛隊父兄会の入会

 私は、昭和30年から自衛隊に入隊し、平成2年に定年退官するまで、35年余国家防衛の任務に就いた。この間、父は当然の如く父兄会の会員となり、父亡き後は長兄が父兄会の会員として私を支えてくれた。

 私の次男が、私の現職中に航空自衛隊に入隊したので、当たり前の如く、親のとして父兄会の一員に入れていただき今日に至っている。親子二代の自衛官で私のひそかな誇りでもある。

 私は在任中、親や兄から特別の言葉をかけられたことはないが、笑顔でいつも見守っていてくれた。私も父や兄がしたように子を見守っているだけである。これでいいのだと思う。親子、兄弟の関係とはそうゆうものではなかろうか。

 時代は変わったとはいえ、最近入隊する父兄の皆さんはどんな気持ちでいるだろうか。父兄の全員が父兄会に入会するわけではない。いろいろな事情があるであろうが、出来れば全員が父兄会に入会して、息子や娘の後ろ盾となってほしい思う。

 先に紹介した宮下前陸上自衛隊西武方面総監の文章に書かれたことに尽きる。

 

*地方静岡協力本部については次回の項で触れたい。 

  

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 《 第1航空団司令部 防衛部長 山本隆祥2等空佐の講演 》

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 《 浜松市自衛隊父兄会会長 志賀 勝氏の挨拶 》

 

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 《 浜松市鈴木康友氏の祝辞 》

 

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 《 第1航空団司令兼浜松基地司令 荒木正嗣空将補の祝辞 》

懇親会

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*携帯で撮影

 

がんとの闘い(42)   膀胱内の死闘

 1.がんの有効治療・絶滅策

    がんに対する有効な治療法とがん細胞の絶滅法は人類の最大の課題であり、世界中の医学者・研究者が取り組んでおり、有効な治療法が確立されてきた。

    先日もガンに関わるテレビ番組で、発掘されるミイラから太古の昔からがんは存在し、蝕まれて死んだことが検証されている映像が印象的であった。

    がんに関する最前線の医療報道も関心のある番組であり、つとめて見ることにしている。それにしても、近い将来医学の進歩によって、必ずやガン撲滅の確実な道が見つけられるであろうと確信する。

    最大の関心事は、個々のがん細胞の活動を止めたり、減勢したり、消滅するだけではなく、本丸のがん細胞の「親玉・核細胞」を完全に絶滅できるかにかかっている。

    今、私が克服すべき課題は、再発を防止することである。膀胱がん細胞は私の意思と願望にかかわりなく存在するものであり、担当医から提案された治療法を受けて最善の努力をすることに尽きる。

 

⒉ 第2回目のBCG注入 

   今日午後は、尿検査をして、第2回目のBCG膀胱内注入をした。

 初回の治療は、初めてのことであり、どのようになるか予測できなかったが、苦しい思いをすることなく、当日のみ下半身が燃えているように感じられる程度であった。

    第1回を大した副作用もなく、無事に乗り切る経験をしたことにより、第2回目は心に余裕をもって望むことができた。

 今回の治療にあたっては、淡々と治療計画を受け入れ、体調を最良のコンディションを保つようにしている。

    少なくともBCGという薬くを注入する以上、私の身体は今懸命に対処しているに違いない。何の苦痛もないようであるが、膀胱内はBCG反応によって大変な死闘が繰り広げられている。

   自分の身体のことであるから身体の全機能をあげてがん細胞を打ち負かそうと頑張っていることが身体の端々に感じとることができる。

    今晩と明日はできる限り静かに過ごそう。一歩一歩着実に治療を継続することが当面の目標である。

    

浜ちゃん日記  自然に任せる

1.自然に任せる

    今朝方は未明に恵みの雨が降り、浜松市西区神原町のお花畑も一息ついた。   

    ポピーの花びらが雨露でかなり落ちてしまうかと心配したが、陽が昇るとしゃんとして来た。

 自然の魔力とポピ-の生命力であろうか。 新しいつぼみが、この恵みの雨によって増えるであろう。

    ポピー畑の一画は、花摘み体験で花やつぼみが少なくなったが、残ったものは新たに自然の恵みを受けて、少なくなった分を補完するであろう。それが自然界の摂理であり、人間の力など微々たるものである。

    新聞で見たが、「何時迄見れるか」と問い合わせの電話が結構あるが、ポピーの本数は数え切れないほどあり、「つぼみを持ち帰って楽しんで下しい」返事をしている。

    自然界は、ポピーの花期であれば、減った分だけ増えるから不思議なものだ。

    「自然に任せる」ことが最良の 方策であり、今朝もポピーに「頑張れよ」「頼むよ」と声をかけてきた。

 

2.自然の恵みと家庭菜園

    家庭菜園と言うと私がやっているかに思えるが、主として家内が生育、収穫の世話をしている。私の主担当は、管理機をかけたり、畝をつくったり、棚を組んだりが主な仕事である。

    昨日、深夜の降雨予報を元に、午後は私が管理機で打ち、畝をつくった後に、家内がトウモロコシ、オクラ、パクチョイ、ちりめんちしや(リーフレタス)などの苗を移植した。植えつけた苗も未明の雨で何とか生育することができそうだ。

 わずかな家庭菜園であっても、亡き両親の時代の農業の苦労・大地を汗して耕したた労働の一端を味わうことができる。

    太陽のもとで働き、自然の恵みを受けて、新鮮な野菜を収穫し、食することができる喜びはつきない。現役を終えたからできる生活でもある。

 

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《 3区画のうち後面は花摘み解放した。残りの2面は、16日(金)から中面、23日(金)前面とし、月末まで解放する予定 》

 

 

神原町花の会・花美原会(88) 大盛況のポピ-花摘み無料体験 

1.新聞記事と大盛況の来訪者

 昨日・5月11日(日)は、浜松市西区神原町の花畑について、中日新聞は「花摘み自由    西区のポピ-畑 白や赤色まぶしく」及び静岡新聞は「ポピ-満開 色とりどり  西区・無料花摘み体験も」と両紙の朝刊で、鮮やかな彩のポピ-がいっぱいの写真付きで報じた。

 日曜日、母の日とあって、新聞を見たと 朝から夕方まで、お花畑は人が絶えず、沿道に車の列ができて大賑わいであった。

 満開のポピ-畑を背景に家族写真の撮影はもとより、親子が共同で花やつぼみのついたものを自由に摘んでいた。

    出来るだけつぼみがまっすぐになったもの、斜めのもの、うつむいたものを摘んで家に持ち帰り水差しに入れて、「どのようにポピ-が開花していくか」を家族みんなで楽しんでいただこうとのお勧めである。

    きっと家族間でいろいろと開花について話題が尽きないであろう。

 

2.二つの楽しみ方「花摘み体験と開花を愛む」 

 この「楽しむ花摘み体験」はどんな成果を上げているだろうか。

 来訪者が次から次へとお花畑を訪れて、自由に心ゆくまで花摘み体験するわけだから、この土日の2日間で、三区画のうち一区画は見事なまでに花が減っていた。

    これは当初から想定していることで、企画をした側としては嬉しいことです。手前味噌ながら予想以上の相当の成果があったと見るべきであろう。

 どの家族の皆様も、手にいっぱい花を抱えて満足して帰って行かれたように見受けた。  

    花美原会の会員が精魂込めて育てたポピーだけに、折角お出でになり、楽しんでいただくなら、お花畑の「花摘み体験の楽しみ」の上に、さらに「家に帰ってから開花を楽しむ」新たなる楽しみ方・「二重の楽しみ」を創り出そうとする試みである。

    今後の予定は、三区画のうち、次週土日は真ん中の一区画、さらに次の土日は一番前の区画と解放します。

 

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 《 大賑わいが終わり、夕暮れのひと時 》