神原町に飛来した鳥  近所の軒下に頻繁に出入りしているツバメ2羽が電線に止まった

 4月12日、夕方の散歩を終えて、わが家に入ろうとしたら、近所の電線にツバメが2羽止まった。いつも弾丸の如く動き回っており珍しかった。近所の軒下には、毎年春になるとツバメが飛来して、巣を作り子育てをして飛び立っており、今年も巣作りを始めたようだと推察していた。

 子供のころ、故郷の鳥取県湯梨浜町宇野のわが家の軒先にも毎年春になると、ツバメがやってきて巣作りをしたのを思い出した。

 現代のツバメにとっては、最近の住宅方式が変わってきて、巣作りなどの環境から見ると住宅軒下難ならぬ巣作り難かもしれない。それだけにツバメの姿を見ると安堵感を覚える。

 野鳥の会によると、「北海道から九州までの地域に夏鳥として飛来し、人家や商店、駅などに泥でできたおわん型の巣をつくる。体の色は光沢のある黒で、腹は白く、額と喉が赤い。尾は長く二つに分かれ、オスの尾はメスよりも長く見える。春から夏にかけて繁殖し、2回子育てすることもある。トンボやアブ、ユスリカなどの飛ぶ虫を、飛びながら捕える。チュピッなどと鳴き、さえずりは「土食って虫食ってしぶーい」と聞こえる。子育てが終わると、8月中旬から10月にかけて東南アジアへ渡る。」とある。

何時も飛び回っているツバメがわずかな時間電線に止まった

令和6年4月12日夕刻撮影