わが88歳の雑感(289) わが町の令和5年度敬老会に参加して

 9月18日、国民の祝日敬老の日」であった。地域の自治会主催の敬老会に出席し、式典および祝宴において、出席者を代表し謝辞を述べた。

 光陰矢の如しで、歳月が経つのは速いものである。いつの間にやら、この町で自治会長及びシニアクラブ会長経験者の最長老となってしまった。さらには、カラオケを一曲を代表で歌うことになった。

敬老会式典における謝辞

  「 出席者を代表して一言御礼を申し上げます。

     本日は、神原町自治会主催の敬老会に御招待戴きまして、誠に有り難うございます。

 また、自治会役員を始め、婦人会、青空子供会役員の皆様方の、ご協力によって、このような心のこもった祝賀式典を開催して下さいましたことに対して心から厚く御礼申し上げます。また浜松市からは、八十八歳及び百歳の対象者に対して敬老祝金が贈呈されました。さらに敬老会対象者全員に対して神原町自治会から記念品が贈られました。重ねて御礼申し上げます。

    只今は、自治会長を始め市長代理危機管理監石田義和様、御来賓の衆議院議員城内実様、静岡県会議員鈴木啓嗣様、地元市会議員の辻村公子様の御祝辞と励ましの御言葉を戴き身の引きしまる思いでございます。

    わが神原町は昭和三十年四月に誕生し、六十八年を迎え世帯数、人口ともに飛躍的に充実発展し、明るい住みよい町となっております。これはひとえに自治会を中心に町民の皆さんが営々として築き上げた「神原町まちづくり」の努力のたまものであります。

   本年度からは、「平成のまちづくり」から発展し、新たに「神原町まちづくり委員会」が発足活動し、「令和のまちづくり」が始まりました。

顧みますと、自治会主催の敬老会が、昭和五十八年に第一回敬老会が開かれてから第四十一回を迎えることになりました。

    我が国は、世界一の高齢化が進んでいますが、高齢者には高齢者としての役目があるように思われます。歳を取ったからと消極的な生き方ではなく、地域社会の活動に参加していくといった積極的な生き方により何らかの形で少しでも社会へ貢献する役割を担い果たしていきたいと思います。

   私達は、家族や社会に迷惑をかけず、元気に暮らすことはもちろんのこと、シニアクラブ等への参加活動を通じて、私達に出来る範囲において地域社会の発展のために、貢献するとともにそれぞれが充実した人生を送りたいと思います。

    とりわけ神原町は、自治会のご配慮により、神原会館、健康広場を拠点に週三回ロコモサロンを設けて、グラウンドゴルフ、輪投げ、リアル野球盤ボッチャ、数独、カラオケなど活発な諸活動を行い、生き生きと元気にして過ごす時と場所が確保されております。御蔭様で仲間がいて、心豊かで、笑いのある、楽しい人生の基盤となっております。これからは「報恩感謝」をもって、いつまでも健康で充実した人生を送りたいと思います。

  本日は誠に有り難うございました。  御礼の言葉と致します。    

  令和五年九月十八日 出席者代表 濱田喜己   」

北島三郎の歌「山」

 イントロで次のように述べた。

「私は今年88歳・米寿となりました。振り返って、わが人生は険しい山への挑戦であり、自分の道をきわめたいとの努力の道のりであったように思います。北島三郎の歌「山」を唄います。」