令和4年・第20回「国民の自衛官」顕彰(1)  素晴らしい顕彰事業と元陸自第8後方支援連隊第1整備大隊濵砂俊洋元3等陸尉(55)

 フジサンケイグループ主催の「国民の自衛官」の顕彰が第20回を迎えた。自衛隊が「国家国民の自衛隊である」ことから、一体化のためにも、国民の立場から災害派遣国際貢献、国民に感銘を与える行動で著しい功績のあった自衛官及び部隊を顕彰することは喜ばしいことである。

 警察官等については、都道府県等で顕彰の制度があるが、広く国民が自衛官を顕彰する事業は画期的かつ素晴らしいものである。「国民の自衛官の横顔」は、自衛官の職務の内容と勤務の実態、自衛官生活の様子や心情の一端を垣間見ることができる。

 毎回関心をもって報道記事を読んでいる。今回も毎回の掲載が楽しみである。

❶ 第20回国民の自衛官に8人2部隊の顕彰

❷ 国民の自衛官の横顔 濵砂俊洋元3等陸尉(55)

  国内屈指の不発弾処理数  

          産経新聞記事 令和4年9月14日 出典

【所感】

   濵砂俊洋元3陸尉が、不発弾処理という特殊分野の職務において長年にわたって専心精励され、輝かしい功績を上げられたことに敬意を表します。

 自衛官生活で、自分の専門分野を極めめた後、後進にそのノウハウを皆伝することができた人は満足感と感謝の念を持って退官できるものです。

 退官後の人生において、「地元に役立つ人生を送りたい」とある。自衛官生活で培った指揮統率力と実行力、社会奉仕の精神と企画力、改善向上力、事務処理力は必ずや地域社会でその十力を発揮できるものと確信する。