神原町シニアクラブ(神原会)( 328)   次のリ-ダ-の養成と世代交代

 今日は、市老連監事として令和2年度会計監査で、本部に出かけた。三人の監事で収入支出決算書及び諸帳簿を点検確認し適正であると認めた。私の会長不在のため、午後の神原会の金曜会は副会長の指導下で円滑に実施された。

 組織にとって、どんな場合でも斉々円滑に行事が実施できることが必要である。特に副会長の活躍の機会が少なくなってしまうので、時折、会長不在も組織の活性化と次のリ-ダ-の養成には不可欠で特段の配慮が求められている。

 当会には、次年度に会長の交代、副会長の会長昇格を予定しており、会長の職務と業務内容について、その都度、一緒に行動し円滑なバトンタッチができるように努めている。会長の不在もこうした面では、副会長にとって会長代行の絶好の機会ではなかろうか。

 今日も監査会で話題となった一つに、単位クラブの休会等があった。その要因の一つに会長たるトップ・リ-ダ-の成り手がなくて休会等となる現状がある。 

 会長の世代交代は、80歳代を主体とした組織の高齢化が急速に進む中だけに、組織の活性化と少しでも若い年齢層の会員加入につなげるチャンスでもあるが、理屈通りにいかない現実がある。悩ましい課題である。

 どの組織にも共通することであるが、トップ・リーダーに求められるものは、諸活動への情熱、先頭に立って活動する気構えと体力・気力、名誉ではなく積極的な奉仕の誠心ではなかろうか。

 特に、端末の組織のリーダーには、情報社会の進化に伴いパソコンやスマホが使える能力が必須となってきた。昔のように顎や口だけで組織を動かせる時代は過去のものとなってきた。自らがパソコンやスマホを駆使して組織を動かす時代となったからである。