85歳老いる雑感(113) 車なしの初日の生活の始まり

 昨日・3月21日は、車なしを決行した初日、それらしても未明から一日中強風と降雨が続いた悪天候日であった。午後からの浜松写真連絡協議会の総会に出席するため郊外からバスで浜松駅まで行って、浜松駅から会場の南部協働センタ-に徒歩で向かった。

 自宅を出て、最寄りの乗車場所で待つこと10分、横殴りの強風と雨で傘では防ぎようもなく膝から下はスプ濡れとなった。駅から協働センタ- までも同様であった。総会が終わってからの帰りは少し風と雨が弱まっていたせいかずぶ濡れにならずに済んだ。

 今までの生活は、風が吹こうが雨が降ろうが家から会場、会場から家へと車で楽に移動することができたが、午前11時35分に家を出て、帰宅したのは午後5時であった。バスと徒歩の往復にかなり時間を要し、半日の仕事となった。今まで自家用車という文明の利器を使っていかに便利で楽な生活をしていたかを身に沁みで感じることとなった。

 当然覚悟の上の車なし生活であり、初めての経路で社会勉強ができたこと、徒歩で運動ができたこと、ナイスパスを久しぶりに利用したこと、コロナと春休みの影響であろうか、バス乗客の少ないことなどを体験したり見聞することとなった。