浜ちゃん日記  声かけ運動、社会生活の基本・あいさつに寄せて

 今日は、地域の声かけ運動デーということで、午前6時50分ごろ家を出て、自転車で小学校に向かいました。

 午前7時15分から45分まで小学校校門内で、児童を迎え、「おはようございます」とお互いにあいさっかわしました。

 地域の神久呂中学校区青少年健全育成会(神久呂の子供を守る会)の役員、自治会長をはじめ諸団体の代表等約25名が集まり、声掛け運動に参加しました。声掛けは「おはようございます」等あいさつに集約されるものと考えます。

 子供たちは、元気におはようございますとあいさつを交わし、素晴らしい活動ではないでしょうか。私も地域の団体の役員は1、2年後には卒業することにしています。こうした活動は15年以上参加してきましたが、やがて最後が近づいています。そうした思いがあるので、大事に思いを込めて活動に参加してきました。

 最近の冷え込みは激しく、今朝も同様で、防寒対策をして出かけしたが、子供たちの中には、半袖の薄着の子もいて、驚きと同時に大丈夫かと心配をしましたが、聞いてみると、大人が心配するほどではなく、なんとも感じていないらしく羨ましく思いました。寒さを吹き飛ばす元気な姿に、自分の子供時代はどうであったであろうかと思い出しました。

 昭和16年12月大東亜戦争の勃発から20年8月の終戦、戦後は品物がなく貧しい時代であったこと、小さな田舎の小学校であったこと、靴ではなく素足で下駄を履いて登校したことなどを思い出しました。衣料も乏しい時代であり、雪の多い山陰でありましたが、靴下などなく、多分薄着でも平気で過ごしたのではないかと思います。

 時代がどんなに推移しても、人間社会においては、声を掛け合うことは大事なことです。特に、あいさつほど大切なものはありません。人間関係の潤滑油です。どんなにこじれた間柄であってもお互いがあいさつを交わしている間は修復の見込みがあります。

 人に会ったら声を出して挨拶を交わす。朝はおはようございます。昼間は今日わ、夕方は今晩わ、など短かい言葉であるが、これほど、人の心を明るくする言葉はないのではないかと思います。

 低学年の児童が、元気にあいさつを交わしたら高学年からカードにシールを貼ってもらう姿を見かけました。学校の指導であろうか、社会生活の基本をしっかりと教えていこうとする情景に麗しく温かいものを感じました。

 歳を重ねて惚けてきても、「あいさつ」と「ありがとう」だけは忘れず実行していけたらと思いました。

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