今日8月15日は、大東亜戦争の終戦の日、今朝の富士山は真っ赤に染まった空にくっきりと見えました。早起きの家内から知らされて、わが家の二階からカメラに収めました。浜松西部の自宅から富士山が真っ赤に包まれる情景は滅多にないことでし た。今日も猛暑日浜松市中区及び天竜区で、39.7度を記録しました。
本日、戦後75年となる先の大戦の犠牲者、軍人、軍属約230万人、一般国民約80万人の戦没者約310万人の鎮魂を慰霊する全国戦没者追悼式が、政府主催のもと東京都千代田区の日本武道館で開かれました。
式典は、天皇、皇后両陛下御臨席され、安倍晋三総理大臣や衆参両院議長ら約200人と遺族や付き添い約340人が参列して挙行されたとメディアは報じました。
参列者数は、新型コロナウイルス感染症の影響で規模が縮小され、例年の十分の1とのことであった。正午の時報に合わせて黙祷し戦没者を悼み平和を祈念しました。
大東亜戦争終戦の日のお昼の玉音放送は、わが家にラジオがあり聞きました。10歳の時のことでその状況は少年の目と脳裏にしっかりと今も残っています。戦争と平和については、自衛官35年余の厳しい国家防衛に任じたことから固い信念と考えを持っていますが、ここで論じるつもりはありません。静かにメディアの論評等を拝聴することにしました。
午後3時から天龍山洞雲寺において、先祖と新盆供養の山門施餓鬼会が行われました。本堂改築中のため座席なども限られており、初盆となった方を中心にとり行われました。このため、山門施餓鬼会の始まる前に仮設本堂に詣でた後、臨時会場で水向け供養をしました。夕方ありがとう花壇に水やりのかえりには、家族が揃って御霊をお送りする「送り火」をしている数軒に会いました。家族だけにしかわからない故人御霊への家族愛の発露であるように感じました。
昨日は、宇野さんから故郷、鳥取県東伯郡湯梨浜町宇野のお盆の様子についてコメントをいただきました。新型コロナのため盆踊りは中止となり、帰省者も少なくなったとのこと、故郷のお盆の様子は、少年時代や青年時代のころが思い出されます。
宇野地区の西の墓地に夕暮れになると、家族揃って墓参りが行われ、灯籠に火が灯もる様子は幻想的でもありました。夜は尾崎邸のそばの安楽寺の境内で独特の「宇野三ッ星盆踊り」が行われました。70年以上前の少年時代に踊りの輪に加わったことを今もしっかりと覚えています。故郷宇野のことは、「こころのふるさと」に思い出を認めたことがあります。現職時代全国各地を勤務しましたので、その土地特有のお盆を経験してきたのがとても良い思い出となりました。
今年のお盆は、浜松も新型コロナのクラスターが発生し、子供たち家族もわが家に来るのは取りやめました。コロナは色々と私たちの生活に大きな影響を与えてきました。まだまだ、油断はできないようです。
❶ 浜松から望観した真っ赤に染まった空に映えた富士山 2.8.15 04:48撮影
❷ 晴天の東空に昇る太陽 2.8.15 05:11撮影
❸ 東の空に昇った太陽 2.8.15 05:14撮影
❹ 先祖、初盆供養の山門施餓鬼会の臨時祭壇 祭事の始まる前に水向け供養
❺ 御霊を見送るお盆の送り火