浜ちゃん日記  新盆を迎えられたご家庭を弔問し盆義理

 今朝は菩提寺天龍山洞雲寺に参詣して、お墓を清掃し花を供えました。お墓をたわしで磨き清めるちょっとした作業でしたが、猛暑日だけに大汗をかきました。日中は気温が上がりエアコンをつけないと過ごせないくらいでした。

 昨日の夕方は、初盆を迎える家庭では迎え火を焚く様子も見られました。お盆であることを実感しました。

 午後は日差しが強いため動かず、少し和らいだ3時半ごろから新盆を迎えられた3軒のご家庭を弔問し盆義理をしました。

 各家庭とも玄関に提灯が飾られており、新盆のお家であることがわかります。提灯が故人の霊を迎えるとともに新盆のお家であるとのお知らせ標識の役割を果たしております。

 座敷には立派な祭壇が設けられ遺影が飾られ供物が配されていました。

 最近は、弔問の応対は玄関から上がるのではなく、建物の外、座敷の外側に盆供・香料置き台と焼香台等が設けられております。こうしたやり方が主流になってきたように感じられます。

   屋外の窓際の外か、座敷の窓際に設けられた盆供・香料置台に盆供と書いた香料をおき、礼拝・焼香を済ませることができて時間的にもかなり短くなってまいりました。履き物を脱がなくてよく、外からそのまま弔問することができ、簡素で合理的になってきたと言えます。

 古くは、玄関から上がり拝礼が終わった後に、お茶の接待があり、退席するまでに時間もかかりましたが、最近は祭壇の窓際でご遺族と弔問の言葉を交わして終わり、帰りに礼状の葉書と飲み物などが入った包みをいただくのが慣しとなっております。

 お盆には御霊が各家庭に帰って来られます。コロナ禍がなければ、多くの親戚縁者が集まるところですが、今年は身内だけで行われる家庭が多かったように見受けました。

 新盆の盆義理で弔問し、故人の遺影を拝見し、ご遺族とお話できて、故人を忍のぷことが出来ました。盆義理は地域の古くからの素晴らしい風習であると思いました。

 初盆は、祭壇から焼香台等すべて葬儀屋さんが準備してくれるので大変楽になったように思います。