浜ちゃん日記 台風10号とお盆、故人とのドラマの回想

1  超大型台風10号の進路と影響

    超大型台風10号は、 14日、四国・九州沖を北寄りに進んだ。15日にかけて暴風域を伴って四国から九州にさらに接近・上陸して西日本を縦断する見通しである。台風の接近・通過による総降水量は西日本から東日本太平洋側の南東斜面を中心に1.200ミリを超える地域もあるという。気象庁は土砂災害や低地の浸水,河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。

    静岡県内は明日15日午後から16日午前にかけて最接近と予報されている。今日午前は強い風とともに雨が降つた後は太陽が輝きの繰り返しで天候が不順であった。

     当地のお盆は、台風の影響はあるものの祭事は粛々と進められているようだ。

2  初盆の弔問・故人と再会ができる盆義理

   今日午後は、台風の影響で、時折激しい雨がやってきたが、その合間をぬって、町内の盆義理で、昨年のお盆から今年にかけて亡くなられた方のお家を弔問した。どの家も在りし日の遺影が飾られており、再会した感じであった。

    地域特有の風習である初盆の盆義理の意義をしっかりと感得する機会ともなった。

    その後、親戚の初盆に出かけた。家族と親戚が集まり故人を偲んだ。何よりも、きっと故人は喜んでくれたであろう。

   明日の午後は、天龍山洞雲寺における寺施餓鬼が行われる。

3 人生において 縁のあった故人とのドラマの回顧

     お盆となると、いつも思い出すのは、わが80余年の人生において、自分と関わった幾多の故人との思い出である。静かに回顧すると往時の事が思い出される。

    人生とは人との関わり合いのドラマである。自分の脳裏に刻まれたドラマは他人が推し量ることはできないものだ。自分自身が感動するドラマを多く持つことが豊かな人生に繋がる。

 お盆とは、人生において縁のあった故人との 関わりとドラマの回想ではなかろうか。