浜ちゃん日記  大空を泳ぐ鯉のぼりの風物詩

  鯉のぼりの季節がやってきた。全国何処にでも見られる風物詩である。4月中旬ごろから町内で鯉のぼりが上がりだした。昔からの本格的な鯉のぼりを上げている家は4~5軒ほどである。家紋や子供の名前を入れたのぼりを立てているところも見かける。そのほか団地サイズの鯉のぼりは随所にみられる。どちらにしても風を受けて鯉が泳ぐ様はたくましい子供に育ってほしいと託する家族の思いが強く感じられてほほえましく眺めている。

 鯉のぼりについて、ネットで調べてみると、日本古来の風習で、江戸時代に武家で始まった端午の節句男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりからきているとのこと。つくりは紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描いたもので、風を受けてたなびくようになっている。

 日本鯉のぼり協会の統一見解では屋外に飾るものを「鯉のぼり」、屋内に飾るものを「飾り鯉」というとのことである。もとは旧暦の5月5日までの行事であったとのことであるが、当地では4月の上旬ごろから5月5日のこどもの日ぐらいまで上げているように見受ける。

  私も今から75年ほど前、子供のころには、父親が家の空き地に、杭を打ち込み長くて丈夫な棒をたてて、大型の鯉のぼりを高々と上げてくれたものである。 先祖代々からのものであったのであろうか。お雛様と同様にしっかりと保存されていたのを覚えている。

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 《 神原町で見られる鯉のぼり 》