浜ちゃん日記   花壇作りは手塩にかけて花が咲く

 昨日と今日朝、健康広場駐車場入口に設けた「ありがとう花壇」の菜の花を整理した。ここのところ連日雨が降り、地面が柔らかくなって、花木を根元から抜くのにあまり力が要らず、チャンスと判断し、2回に分けて整理をした。こうしたことで楽な作業であった。

 この「ありがとう花壇」に昨年10月に撒いたポピーと千鳥草の種は、自生の菜の花に圧倒されてか、負けてしまいあまり育たなかった。植物の世界も人間に育てられたものより、自然に生えたものが強く優勢である。こうしたこともあり、今回は菜の花は種化する前に処分することにした。

 10月撒いて生き残ったポピーと千鳥草は、今度雨が降った時に一部を移植補充して、再整備することにした。人間が手助けした分それだけ植物は応えてくれるからだ。

 町内を散歩すると、素朴であるがよく手入れをしている花壇を見かける。天塩にかけて世話をしている花壇は一目瞭然であり、素晴らしいものがある。世話する人の性格が花模様にしっかりと映ってくるものである。

 花の会の代表を長年続けた折、町民の皆様にまちなかの花ラインづくりへの協力をお願いして、潤いのある花のまちづくりを目指してきた。

 4月に入ったら、3月末の降雨と気温の上昇、寒暖の繰り返しであろうか、いっぺんにツツジが蕾をつけて早いものは咲き出した。道路沿いの彩りの花模様が街中を明るくしてくれる。

 シニアクラブで管理運営している「ありがとう花壇」は、みんなでタネを撒くが、世話や手入れは気がついた人が自主的に行うことにしている。

 自主協力管理が長続きの要諦であるからだ。ある面では自分のうちの花壇の続きぐらいの気持ちでいると世話をしやすい。義務感や負担感があると長続きしない。

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《 令和2年4月2日撮影、道路沿いの空地に、石を並べて区画した素朴な花壇ですが、石原武さんが季節ごとにいろいろな花を咲かせています。優しい心遣いが伝わります。》