毎月、神久呂交番ミニ広報紙「神久呂ミニ」が自治会を通じて隣保班へ回覧される。今月の警察活動の重点、神久呂交番管内の事件発生件数と内容、地域住民が特に気をつけないといけないことなど要領よくまとめられており熟読している。皆さんから好評である。
回覧となると読み終わったら、直ぐにお隣へ回すことになるので、これはと思うものは、プリンターや電話FAX機能を利用してコピーし後でゆっくり読むことにしている。
❶ 地域住民への広報、啓発として有効である
今や情報社会であるが、神久呂地区内の事件発生状況などは、新聞等でも全体を知ることはできない。
広域の浜松市及び西区となるとややもすると一般的・他人事に受け止める感覚であるが、地区内となると身近で起きたことであり、事案に対する警戒心、注意力や対処の心構えが引き締まってくるものである。自分に関わる身近な事件として受け止められるからである。「警察からの今月の一言」など各人がそれぞれの立場でできる具体的な指導ではなかろうか。
こうした点からも、交番ミニ広報紙は地域住民に対する広報、啓発面からも有効であると考える。
❷ 交番の地域住民の信頼・評価につながる
交番ミニ広報紙が回ってくると、地域住民の感覚としては、わが地区の交番もよくやっているねということになる。編集もなかなか良くできている。編集など大変でしようが、地域交番に対する信頼、評価につながるものであることから一層のご尽力をお願いしたい。
これは目に見えないようで、実は地域住民とつながる直接な活動であるからである。交番の警察官が管内を歩いたり、個別訪問したりすることは数多くできないが、パトカーの巡回と同様な「見える警察」の一つとして捉えるができる。
❸ 交番は地域の安心安全の存在である
神久呂交番は地域の安心安全の存在であり、象徴である。存在するだけで大きな力がある。神久呂地区に隣接して西警察署が設立され警察力が倍加した。
神久呂交番ミニ広報紙が、さらに神久呂交番の存在意義を高めるであろう。
神久呂交番ミニ広報紙 令和元年12号