わがふるさと鳥取県を中心に「日本海新聞 」がある。子供のころから親しんできた新聞である。故郷を離れてから60年の歳月が流れたが、故郷から二十世紀梨などと一緒に日本海新聞が入っていると日付にかかわらずむさぼり読んで故郷を思ったものである。
昨日早朝、突然故郷の姉から電話があり何事かと電話に出たら、鳥取の子どもから今朝の日本海新聞「楽しい仲間」に浜松のおじさんが載っているよと知らせがあり、新聞を見たら本当に載っていた。新聞記事はすく送るとのことであった。
夜には、東海鴨水会(鳥取県立倉吉東高)の阿世木博さんから日本海新聞「楽しい仲間」の掲載記事がメ-ルで送られてきた。
日本海新聞のホ-ムベ-ジによると、「楽しい仲間」について次のような説明があった。
「 楽しい仲間
同窓会をはじめ、スポーツや文化団体、地域のグループの活動など、さまざまな集いを紹介しています。写真はメンバー一人一人の顔が判別できるほど大きく掲載しており、写真の中に友人や知人を発見して思わずニッコリすることも。 」
故郷での羽合中学の同級会、浜松の鳥取県人会などでも幹事が投稿の手配をして日本海新聞「楽しい仲間」に掲載され、その記事が送られてきたものである。
説明のとおり、写真の中に友人や知人を発見して思わずニッコリするものだ。それぞれの健在の証でもある。
実に素晴らしい企画で、思いがけないところから「楽しい仲間」の写真でお前の顔を見たよ、元気かと連絡を受けることがあった。人と人との関係を深める役割もしている。故郷では何十年も前からこの記事欄は定着しており、いかに多くの人が「楽しい仲間」を見ているかということであろう。