84歳老いる雑感(80)  歳を重ねるにつれての失敗とダブル対処

   先日の令和元年度のシニアクラブ浜松市レクダンス大会の模様をデシカメで撮影したデ-タを夜間3時間ばかりかけて整理を終えたので安心した。真夜中になったので、いったん寝て翌朝デ-タを再処理することにした。そこまでは良かったが、朝食後、デ-タはパソコンに入力済みと勘違いして、当該カ-ドを初期化してから、パソコンに入力していないことに気が付いた。2枚のカ-ドのうち1枚は助かったが、1枚は全部消失した。残念ではあったが、これが歳をとることかとあきらめた。

 今回の場合、ごく普通のデシカメを2つもって出かけ、おおむね均等に撮影することに努めたことから失敗はしたが何とか目的を達成することができた。カメラを携行する場合、重たくてもカメラバッグに必要な機材を入れてでかけるが、軽い気持ちで、デシカメのみの携行して身軽に出かけた。そのうえ、出かける前に失念していたのは会場が広く、2階から撮影することになると、本格的に望遠カメラを持参する着意がなかったことである。

 歳を重ねるごとに、忘れることが多くなったり、ド忘れしたり、勘違いをしたり、間違えたりが増えるようになった。こんなはずじゃなかったと思うことがしばしばである。手帳に書き留めていても、つい確認するのを忘れたり、見なかったりした後で気づくことがある。

    このため、自分なりに複線化を図っているがこれまた完璧な処置ではない。こうした時は、歳をとったなあと諦めることにしている。他人に迷惑をかけないことを心がけている。  これが老いることかと実感することが多くなった。