浜ちゃん日記 謹賀新年、平成最後の遠州灘海岸の初日の出

    平成31年の元日を迎えた。早朝5時過ぎに起床し、うす暗い中、車で出かけ遠州灘海岸の防潮堤の上で平成最後の初日の出を拝んだ。快晴で初日の出の瞬間は、多くの皆さんからどよめきの声が上がった。徐々に朝日が昇るのを見つめながら今年も良い一年となることを願った。初日の出の写真としては特別に変わったこともないが、壮厳な一瞬であった。その後、しばし、海岸を散策し写真撮影をして帰宅した。帰宅したときには家内が玄関の軒先に国旗を掲げてくれていた。

    初日の出の前後には、はるか遠くに初凧が上がっていた。付近の海岸に集まった幼稚園児と父兄の一団から万歳の声が上がった。元日から子供たちを鍛えて、初日の出を眺める体験行事に感心した。

    本朝も行われたが、地元の神久呂地区体育振興会主催の初日の出ウオーキングも素晴らしい行事である。子ども会を中心に若い家族が必ず体験をする地域の伝統の元旦行事であるからだ。わが家の息子たちも子供のころ体験している。私も自治会長時には参加したことがある。

    遠州灘の海岸は、一直線で壮大な風景が前方に展開し、いつ眺めても素晴らしい。自然が作り上げた景観である。子ども時代は、日本海の海岸で育ったせいか「海を見る」と血が騒ぐ思いがする。満感迫る思いがするのは歳をとったせいであろうか。

    最近は、遠州灘海岸を訪れると、まず最初に防潮堤に立つことにしている。3.11の東日本大震災津波災害の教訓から建設された高い防潮堤が延々とし続いている。緩やかなスロープのしっかりとした上り下りの通路があるほか、要所、要所に設けられた階段の上り下りは急角度であった。平成の大事業は必ずや後世に役立つであろうと感じた。

    朝食は、毎年と同じようにお雑煮を食べたが、初詣は、菩提寺天龍山洞雲寺にお参りし、隣接の神久留神社、地元の神原神明宮に参拝した。家内安全、無病息災を祈願した。

    午後は、配達された年賀状を拝読した。多くは年賀状のやりとりだけになったが、一緒に仕事・勉強・運動などをした懐かしい仲間であり、一枚一枚に思い出が詰まっていた。

   今年の正月は、穏やかな天気に恵まれ、夫婦だけの静かな1日であった。

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《 平成31年元旦 平成最後の遠州灘海岸の初日の出  》