いっぺんに寒くなってきた。80歳代になったら寒さが身に染みるようになった。身体の柔軟性が少しづつ減退しているのであろうか。居間から離れた狭い書斎でパソコンに向かう場合はできる限り火気は使わないようにしている。以前は電気スト-ブを使ったりしていたが、いつ何が起きるかわからないからだ。その対応策として、多少着ぶくれて格好は悪いが、防寒対策をしているとさほど寒さを感じないものだ。むしろポカポカする。これなどは生活の知恵というものであろうか。
居間などは、エアコンを設置して暖冷房の時代であるが、一人きりの部屋は高齢になればなるほど簡素な方がよい。余分なものがないから単純明快だ。
人間の方は、防寒処置ができるので何とか過ごせるが、植物の方はどうであろうか。わが家の庭に咲く花なども少なくなった。普通に育てたものばかりで、取り立てて誇るものはないが、冬場も彩りがあると周囲が明るくなったように感じる。