6月30日午前、花畑にコスモス種まき準備を行った。
1 小型管理機による種まきラインの設定
花畑はトラックターで耕し、小型の管理下で種まきラインを作った。会長はじめ新役員体制で、種まき準備も本格的に機械の導入で様変わりしてきた。
従前は、古い耕運機で耕しつつ種まきラインをつけ、ラインの不具合を三角鍬で補正していくやり方をしていた。新方式は従前と、時間的にはさほど差はないが、慣れるにつれて効率的な作業となるであろう。
また、作業後の状況は、見た目にもきれいで、ラインが幾何学的に整然としてきた。一定の深さでラインが引けて機械作業の利点を発揮したといえるであろう。
《 種まき準備も新時代にはいり、本格的に機械の導入で様変わりしてきた。》
2 コスモス畑の花ライン
花畑の広さは、1,000平方メートルである。3区画とし、線まきを基軸とし、各区画は前面および中面15列、後面16列とした。 区画間の通路は、高齢者福祉施設の見学者のために、車イスが十分通れるように設定した。
ラインの間隔は、今後小型管理機でライン間の除草ができるようにするほうが人的作業力の軽減につながり、作業効率が向上するとのと思われる。
《 コスモスの線まきの事前事前準備でライン設定を行った。作業後の状況は、見た目にもきれいで、ラインが幾何学的に整然としてきた。一定の深さでラインが引けて機械作業の利点を発揮したといえる。》
3 人力による補備作業
機械を入れたから人の力はいらないかというとそうはいかないものだ。機械ではできないところが出てくる。機械と人力の組み合わせによって作業ガ成り立っている。両者の足らざるところを補完し合って目的を達成することが出来る。
人間が鍬をもって、機械のできないところを補う作業は、結構ハ-ドである。猛暑の中大汗をかいた。水分を補給しても汗が連続して出てきた。午後は休養したら回復した。いい運動の一つであった。
4 コスモス種の仕分け
基本的には、線まきでラインが全部で46列であることから、コスモス種を46列分に仕分け配分した。若干の予備を確保した。
高価な種であることから、グラム計量計で測って一個ライン分を16〜17gに仕分け配分し袋に入れた。ビニ-ル袋は持ちやすく、タネが飛ばないように袋とじのついたものとした。
種まきも手づかみで思い切りまけるとよいが、少量で貴重な種であり、確実にラインごとムラなく均等に蒔くようにしなければならい。ポピーに比べれば楽であるが、少量の種を蒔くにはかなり注意力と集中力が求められる。その点、黄花コスモスなど採集分の種は、ふんだんにありためまきは楽である。
《 面倒くさいようであるが、種の仕分け配分と種まき時に効率的である。》
5 周到な種まき準備により円滑な種まきができる
どんな作業でも同じであるが、事前の周到な準備があって、本作業が円滑に進むものである。特に、協同活動において、短時間で所定の作業を完了するには集団力の発揮が必要であり、こうした配慮が不可欠である。
目に見えない陰の事前の準備は大変ではあるが、実際の作業に大きな影響をあたえるものだ。協同作業の成否はこの辺にあるのではなかろうか。始め良ければ終わり良しである。あとは天気だけである。