浜ちゃん日記  節分と恵方巻、豆まき

1.節分

 今日は節分、本朝は雲も少なく快晴、気温も和らいでいた。わが家の紅梅も花数が日を追って増えて華やかになっていくのがよくわかる。

 2月3日は「節分」、ネットで調べてみると、  ウキベキァには、「節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多い。この場合、節切月日の大晦日にあたる。」とある。

 そのほかにも「 節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。ところが、日本では立春は1年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。」とあった。納得いく説明のように思った。

 今どきの感覚としては、由来はともかく、春の節分が「節分」となっているように受け止められているのではなかろうか。  

2.恵方巻

  節分の恵方巻は、時折、専門店で作ったものを買ってくることもあったが、今回は自家製と相成った。巻き寿司は家内が若いころから作ってきたので、自家製の良さを味わったが、はたで見ていて、作る側は大変な手間暇がかかった仕事である。子供・孫たちにも配ったがどう感じたであろうか。今朝、ス-パ-に材料買いに出かけたが、店頭には恵方巻がいっぱい並んでいた。

 ウキベキァによると、「恵方巻きとは、節分に恵方を向いて食べると縁起が良いとされている太巻寿司のこと。およびそれを食べる風習のこと。もともとは大阪を中心とした地域で「節分の丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」などと称されていた。」とある。

 恵方巻の食べ方としては、吉の恵方を向いて恵方巻きに口を付けたら、そこからは口からは離さないようにして食べ進めるとあるが、自分の記憶では、食べる方向はそれほど気に留めていなかったように覚えている。今回は何よりも感謝しながら楽しく食べることにした。

 子供のころ、母親が鳥取地方、独特の巻き寿司をつくてくれていたことを思い出した。家族への愛情と絆からくるものであろう。専門店で作ったものを買って食するのも良いが、70年の歳月がたっても母親が作ってくれた巻き寿司は言うに言われないものがあったように思える。

3.豆まき 

 豆まきは家庭で子供のころからやっていた。自分が家庭を持ってからも続けてきた。この頃は、歳の数だけ豆を食うと82個も食べなければならないから5~6粒にした。健康を祈願するものが、かえっか胃の消化不良で大変なことになってしまうからだ。

 ネットで確認すると、節分の豆まきの由来は、中国の習俗が伝わったものとされているようだ。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味がある。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということであろうか。

 今夕のテレビでも神社仏閣での貴乃花親方や横綱白鴎など相撲取りの豆まきが報じられていた。

 自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われている。これも家族全員の健康を祈願する気持ちの表れであり、春を迎える一つの季節のけじめではなかろうか。四季折々生活の中にこのような行事・食風習があることは心を豊かにしてくれるのではなかろうか。 

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 《 今朝のわが家の紅梅、日を追って紅梅の花数が増えて華やかになっていく。 》

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 《 自家製の恵方巻、作っている途中で、デシカメで一枚そっと撮ってみた。 》