がんとの闘い(40) BCG膀胱内注入療法の開始

1.がんの発病

    振り返ると、平成24年9月末ある日、突然一日のみ血尿が出たので行きつけの医院で結石の疑いで治療をうけていたが、同年11月病院での精密検査を紹介されたところ、即座に腫瘍の疑いがあると診断された。

 その後、諸検査を受けて、同年12月21日左腎盂腫瘍の疑いで検査入院し、病理検査結果、 「左腎盂がん」と診断された。

    翌25年3月1日左腎尿管全摘出術を受けるも、その後、膀胱内にがん再発が認められて、同年10月28日に経尿道的腫瘍切除術(TURBT),さらに膀胱内に再発したため,26年4月14日経尿道的腫瘍切除術をうけた。2回膀胱がん切除をしたことになる。

 今回、再発予防として、BCG膀胱内注入療法を行うことになった。

 

2. BCG膀胱内注入療法

 今回の治療は、その後の病理検査結果等について担当医の説明を受け、躊躇することなく選択した。自分なりにBCG注入療法について勉強し臨んだ。

 今日は、午前中グラウンドゴルフを楽しみ、雲一つない晴天でホ-ルイワンが一つ出た。気分を良くして午後病院に出かけた。第一回目のBCGの注入が行われた。

 本治療を受けた患者の注意事項、副作用についてのパンフレットをもらい熟読した。今のところ特別なこともなく経過している。

    今後、毎週1回の定期的な注入治療が6~8回続くことになる。がんを何としても克服したいと決意を新たにした一日であった。