浜ちゃん日記 自分で決めた生き方

1.自分探しと自分の人生

   昨夜、NHKEテレの「団塊スタイル」で、谷村新司氏が人生の転機について語っていた。私の好きな歌手のひとりなので、 興味深く話を聞いた。

    番組では、55歳の時、妻の一言「もっと他に生き方があるのではないか」が心に響くものがあり、一切の公演を取りやめ、一年仕事を休み、自分探しをし、ついに自分のやりたいことを見つけ、現在は自分が納得した自分のやり方で音楽活動をしていると語っていた。

     自分の生き方をしつかりと持った歌手の歌と語りは人の心を打ち、琴線に触れるものがある。同じ歌詞でも歌が一段と渋く深みを増したように聞こえる。

    若い時は、元気いっぱいそれはそれで良い。誰でも通る道であるから。熟年に達し自分のものを見つけた時が本当の、その人の持ち味が発揮されるようになるものだ。

    自分の生き方・考え方・信念を通しつつも、社会に何らかの形で貢献する生活スタイルは、共感を覚える。

 

2.自分の生活スタイルを貫く

    私は自分の生活スタイルを持ち毎日を過ごしている。それはで人生観であり、信念でもある。

    平成2年自衛隊を定年退職後は,できる限り地域のことに貢献しようと心に決めた。これは私事であっても、社会と結びつく活動をしたいとの思いである。

 航空自衛隊を退官して、休息する暇もなく、翌日から自動車保険料率算定会(自動車’保険料率機構)調査事務所に勤務しながらOB団体の隊友会浜松支部長として、市民と自衛隊との橋渡しの役目を精魂を込めてやり遂げたのもこの考えを一貫して実行したかったからであった。

 その後、現役を卒業し自由の身となってから、地域の 自治会長をやらせていただいた。現在,シニアクラブの会長や花の会の代表となっているのもすべてこの信念・考えから来る生活スタイルである。

     入院中は,治療に専念するが「病気を抱えていても病人になりきらないぞ」と過ごしてきた。文字通り病気は病は気からである。

    24日,25日と二日間花畑に出かけて花壇の手入れ等諸作業をした。この間退院したばかりなのにどうしたのだと,通りすがりの知り合いは声をかけてくれる。意外に元気な姿を見て、入院していたのにと怪訝な顔をする方が多い。

    これが私の生活スタイルである。

    入院しても 手術翌日から食堂に行き,普通に食事をし、出来るだけ動くことに努めてきた。退院当日と翌日の2日間だけは,自宅で神妙にしていたが、次からは町内を散歩したりした。徐々に体力気力を充実させ、特に問題ないと判断して動くことにした。

 花畑で花の手入れをするのは、単に花が好きだからということではなく、花いっぱい活動の成果を確実なものにしたいと思うからである。花活動がまちづくりに少しでも役立つであろうという考えや信念によるものである。

 自分の考えに基づいた生活スタイルで過ごすと楽しいものだ。そこには悔いがない。これからもこの生活スタイルを続けたいと思っている。

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《 夕暮れのポピ-畑、まだまだ背丈が伸びていないのに花が咲きだした。5月20日前後が最盛期で見ごろと予想していたがどうかることか。》

 

* 今朝、なにげなくスマホをつついていたら、ブログが途中の原稿になってしまった。昨夜の書いたブログなので思い出して、何とか整えてみた。