浜ちゃん日記 祝日好日

国民の祝日「体育の日」

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《 いつものとおり我が家の玄関に国旗がはためいた。》

 

 今日10月14日祝日「体育の日」である。自宅玄関に国旗を掲げた。

 体育の日だからという訳ではないが、体を動かすことにした。午前は浜松市西区神原町(かみはらちょう)のシニアクラブ神原会の定例のグラウンドゴルフを楽しんだ後、神原町花の会・花美原会の花壇の中で花の入れ替えをする花壇を鍬で耕し汗をかいた。鍬を入れることによって土壌に活力を与える作業は、十分体を動かしたといった感じである。晴天下だと、まだまだ秋の日差しは強く体を動かすだけで汗ばんだ。私なりの運動をしたことになる。

 しばらく休んでいた水泳を再開しようといた矢先、膀胱内の腫瘍再発で当分お預けである。浜松市の誇る古橋廣之進記念総合水泳場の国際公認プ-ルで再び泳ぎたいと思っている。

 

レンズが迫る小さな命

 午後はしばし休憩し、眠りかけたところ、たまたまNHK番組「足元の小宇宙~生命を撮る82歳の植物写真家埴沙萠(はにしゃぼう)さん」の映像を観ていっぺんに眠気が覚めた。

 番組の解説によると、4月29日に放送され、大きな反響を呼んだ特集番組に、最新の映像を加えて、珠玉の映像で小さな命の尊さに迫る内容であった。

 番組を見ているうちに、ぐいぐいと映像に引き寄せられて、自分より年上であるプロの写真家の活動する姿を見て、学ぶところが多かった。人の心を打つものがあり印象に残った内容であった。

 

心を打ち学んだこと

 一つは、 私たちの周りのなにげない自然の中には、数えきれないほどの小さな命がひしめいている。植物の命をレンズを通して新しい世界を展開させていく素晴らしさに驚いた。

 花いっぱい活動を通じて、日頃ポピ-やコスモス等花の命を取り上げてきた自分の考え方、見方と全く同じものを感じ驚いた。プロの技術・目には足元にも及ばないが、狙おうとしていたことは全く同じで共感したものである。

 二つは、自分の周りにある身近なものを取り上げておられた点である。若い時は全国をくまなく訪ねられたであろうが、今は群馬県にある自宅周辺の山里で、はいつくばって、寝転がって、私たちでは到底気づかない極小の命を次々と発見していくあのみずみずしい感覚の若さが何とも言えなかった。

 多くの高齢者が歳とともに失いつつあるものをしっかりと保持しておられる探究心と観察力に敬服した。

 三つは、一つのことに焦点を当てて撮り続け、75歳になってから、写真だけではなく映像の撮影も行っている姿にさらに感動した。

 満足できる映像が撮影できず、82歳の今年も挑戦を続けている持続性と執念が素晴らしい。杖をつき身体は衰えても心は青年のごとく躍動しているように受け止めた。

 

レンズを通す研さん努力

 私もデジカメ教室が縁で写真クラブに属して勉強しているが、「レンズを通すと、一見地味な植物の風景が、躍動感あふれる驚きの世界へと変わる」その奥義に一歩でも近づけたらと励まされた。

 

 夕方、2013写真展・浜松フォトフェスティバルが閉幕し、後かたずけに参加した。写真展の本格的な撤収作業を経験するのは初めてであり、良い体験になった。今まで経験したことのないことを体験したせいか心身が引き締まった。 

 

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《  マツバボタンの長期間の生命力に驚くばかり。沿道を毎日鮮やかに飾ってくれる。》

 

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 《 ホウキ草は秋の到来とともに色づき、ポチュラカは毎日毎日見事に咲き誇っている。繁殖力と持続性に驚くばかりである。 》