浜松市神久呂協働センタ-主催の「一日だけのだがしやさん」
昨日は、浜松市神久呂協働センタ-主催の「一日だけのだがしやさん」が12:00~14:00の2時間、体育館で行われた。多数の親子の来場があり盛況であった。子どもは幼児と小学児童が大部分であった。
行事の運営にあたっては、神久呂中学校生徒のボランティア、ふれあい大学の受講生・シニアクラブ会員、社協の皆さん等がお手伝いをした。
これだけの催しとなると事前の諸準備は大変であったであろう。前日から協働センタ-の神田千嘉子所長、吉山主事、内山職員が一生懸命準備している姿が見られた。
設営は苦労も多く大変ではあるが、地域の子どもに親子のふれあい、遊びの場を提供できたことは素晴らしいことであった。
子どもに人気がある「一日だけのだがしやさん」行事
この行事は、恒例となり地域に定着し人気がある。正午からの入館なのに子供たちは入口で行列を作って待っていた。
文字通り昔ながらのくじ菓子、わたがしのバザ-、お菓子つり、射的、輪投げ、こま回しなど盛況であった。子どもがのびのびと遊ぶ姿を見るだけで元気をもらった。
こま回しで頭と腕の勝負
私の担当箇所は、こま回し等でこまの回し方、紐の巻き方を教えてあげた。昔の伝統的な遊び道具が数種類用意されたが、おはじき、お手玉等はどの子も見向きもしなくなっており、時代は変わってきたと感じた。
その中で、こま回しだけは人気があった。幼稚園、小学校で覚えた子は得意になって、競争を始め出した。
私の子どもの頃は、放課後は遊びに夢中でこま回しも糸の上を滑らしたり高等技術?を競っていたものだ。
今はどの子もゲ-ム機を一台は持つに至った時代ではあるが、自分の頭と身体全体を使って勝負をする遊びがすたれていくことに一抹の寂しさを感じた。
舞台裏を支えた神久呂中学校生徒
会場運営の舞台裏を支えていた主役は、何といってもボランティァの神久呂中学校生徒約20名であった。若い力が持ち場をしっかりと守って活動している姿は頼もしかった。
こうした行事では後始末が大変だが、生徒たちはテキパキと、机・いす・器材を元の場所に格納したり、清掃、ごみの分別処理もした。
多分、一番頼りになる集団であったようだ。神久呂の子は、昔から挨拶ができ、素直でしっかりした子との定評がある。
子どもの時に体験させる
お手伝いをしていて感じたことは、子供の時はなんでもよいから「からだで覚えさせる」ことが必要だと思った。見る、聞くことも大事であるが、それにもまして体で覚えたことはどんなに歳をとっても忘れないし、少し練習するだけで出来るようになるものだ。
《 神久呂協働センタ-だより「一日だけのだがしやさん」 》
《 出世大名家康くんのかぶと作りは好評であった。用紙がかなりあったのに見る見るうちに減っていったようだ。ゆるきゃらグランプリ2013の最中だけに人気抜群であった。今年は一位になってくれ。》
《 バザ-はシニアクラブの皆さんの担当だった。パンでもなんでも珍しいものおいしそうなものは行列ができた。途中ですべて完売めでたし、めでたし。》
《 菓子つりも大魚を釣った気分が味わえる。どの子もお目当てを決めてから釣りに集中していた。釣り上げるまで挑戦できるところが良かった。》
《 射的は結構難しいが、行列ができて待つこと久し。真剣になって的を狙っていた。理屈をこねる前に、なんでも体験してみること、人生に無駄なことはない。》
《 輪投げは面白いものだ。簡単のようで輪に入れることの難しさはやってみて分る。高得点を取ると気分良し。神経を集中し、投げる手加減で決まる。》
《 こま回しも上手で熟練の子供たち、かなり熱が入り競争しだした。好きこそものの上手なれ、ひとつのことに抜きんでれば必ず他のこともよくなってくる。》