今日は秋晴れの運動会日和であった。午前中、浜松市西区神ケ谷町にある浜松市立神久呂幼稚園の園内運動会にシニアクラブ神久呂連合の代表として参加した。地域の和久田てつお市議会議員、内籐重至自治会連合会長はじめ各町自治会長、諸団体の代表者が招かれたものです。
神久呂地区は、古くから中学校区青少年健全育成会「神久呂の子を良くする会」が中心となって、幼稚園から小学・中学と地域の子どもたちを地域が一体となって育てるという活動を展開している。
１１月は、ピカピカ大作戦が神久呂地区全域にわたって行われ、地区の各シニアクラブも参加することにしている。
小木愛子園長のお話ですと、今日の運動会は、「クラスの友達や家族の方と一緒に運動遊びを楽しみながら自分の力を精いっぱい発揮し、子どもたちが心身共に健やかに育ってほしい。」とのことでした。
どこの幼稚園も大体同じ考え方であろうが、園長先生のリ－ダ－シップで独創的な取組が行われているのには感心した。
私が最も関心を持って見たことは、運動会という行事の運営をどのようにやっているかという視点と地域の関わり方はどうあるべきかということである。
１ 全般を見て、最初から最後まで気を抜くことなく、円滑に運営進行したことは見事であった。
園児にとっても、親にとっても思い出に残る充実した運動会であったと思われる。
これは、神久呂幼稚園の長年の経験とノウハウ、ち密な計画、園長のリ－ダ－シップ、先生相互の連携、保護者の積極的な支援協力、園児に対する教育・練習等の成果によるものであろう。
２ 小木愛子園長は終始、全般の状況について目配りをしておられる様子がうかがわれた。先生方もよく連携して動いていたように見受けた。競技ごとスタ－トに当たっては、チ－ム毎に園児の名前と元気な声をマイクで拾うなど工夫がなされており感心した。
種目もよく研究されており、子どもの身体・運動能力や親子の連携プレ－も組み合わされていた。
３ 保護者の皆さんが役割を決めて、一つ一つの種目について、器材の配置・撤去、ラインや安全上の管理など手際よく支援しているのが印象的であった。担当者はしっかりと手順書を携帯してそれぞれがてきぱきと手順に従って実施していた。事前にかなり打ち合わせをしたものと察した。
園児の若いお母さん達の行動を見て、「たいしたものだ。やればできる。」と日本の未来に明るい希望を持った。 辻村公子ＰＴＡ会長の挨拶も見事なものでした。 いつの時代も子どものこととなれば親は燃えるものである。問題はこの若い力を社会の発展のためにどう引き出し、集結するかである。
《 小木愛子園長先生のお話、日本晴れで園児の両親たちが多数来園しわが子を見守っていた。立派なカメラ・ビデォで撮影しているのが強く印象に残った。子どもの頃の写真が少ない時代に育った世代にはうらやましい。恵まれた良い時代になったものである。 》
《 全員の体操、はじまったばかりで元気いっぱい。親が来てくれると嬉しいものだ。いろいろなことを体験して成長していく。未来に幸あれ。 》
《 次の出番待機、結構緊張感が高まっているように見えた。いくつになっても子どもの頃に体験した緊張感は覚えているものです。》
《 競走 幼くても一生懸命走った。とにかく走れ！ 走れ！ 必ずいいことがある。 》
《 さぁ！飛び越える！ 子どもの目線にはきっと巨大な障害物と映るに違いない。でも乗り越えなければならない！ 飛び越えたら自信がつくものだ。》
《 パラバル－ン、皆で力を合わせると素晴らしいのができた。未来に向かってどの子も大きな夢を膨らませるに違いない！ 》
《 年長児のリレ－後、園長先生からメダルをかけてもらった。リレ－競争を見て年長組の逞しさが良く分かる。この運動会の全種目を通じて、子どもの成長の素晴らしさに感動した。幼稚園教育の素晴らしさがここにある。 》
