祝日の国旗
今日は、お彼岸の中日にあたる「秋分の日」である。朝から快晴、昨夜は遅くまで調べ物をしていたので、少し遅く起きたらすでに家内が玄関に国旗を掲げてくれていた。
まちなかでも国旗を掲げる家庭は少ない。我が家の玄関の国旗は、爽やかな風にたなびき、ひときわ誇り高く輝いているように見える。
少年時代、郷里の鳥取県の中部に位置する湯梨浜町宇野で育ったが、祝日は家々の軒には国旗が掲げられたものである。子どものころは私の担当であったので自分の手で国旗を旗竿に結んで玄関に掲げたことが思い出される。
自衛隊で在職中を含め、一軒屋に住んでいるときは、祝日には必ず、我が家の玄関に国旗を掲げてきた。当たり前のことを当たり前にやっているのである。
国家・民族の誇り
わが国では、大東亜戦争に負けてから、国旗・国歌を敬遠する風潮が浸透し、さびしい思いをしたものである。
世界中どこの国でも戦争・動乱、社会体制に係わらず、時代を超えて自国の国旗・国歌を大切にしている。それは国家・民族の誇りであるからだ。誇りを失った国家・民族の行く末は歴史が示している。
まだまだ、日本はその点では普通の国になっていないように見える。何時になったら「世界と同じ普通の国になるであろうか」
まちなかの家々に祝日に国旗がはためく日はいつ来るであろうか。
《 国旗が風にはためく我が家の玄関 》