神原町シニアクラブ(神原会)(247)  本年度最後の第7回シニアクラブ神久呂連絡会

   本日は晴れの中にも寒風が吹いた。シニアクラブ神久呂の地区連合の最後の連絡会を行った。2年間、神原町シニアクラブが連合役員を担当したが、無事にその業務を終えて申し送り等を行った。3月末日までは、当然その職務を遂行するが、次年度立ち上がりの報告も実施済みであり、円滑にその業務ができるように努めた。

 連合役員及び各町シニアクラブ役員の皆さん、ご協力・ご支援ありがとうございました。

【所感】

❶ 連合会役員の選出方法

  平成24年度から地区連合会役員選出方法を変更、25年度からシニアクラブ神久呂会則を制定した。それは、①地区連合会会長を受け持ったクラブで三役及び地区女性部長を構成する。②任期2年とする。③平成24年度、25年度は神原・神原会が担当した。続いて平成26年度、27年度は西山・高砂会、平成28年度、29年度は大久保・曙会、平成30年度、31・令和元年度は神原会が担当した。令和2年度、3年度高砂会とし、以下順繰り。にしたことである。

 地域に昭和30年代に老人クラブが発足して以来、各単位クラブは活発な活動を展開してきたが、地域における連合会長職がややもすると地域の長老が長期にわたり就任し、名誉職的なものとなりつつあった。そのことが、充実した諸活動に寄与するよりも阻害要因となってきたところから、思い切って改革を図ったものである。今日完全に2年ごとの順次担当が定着して整斉円滑に 運営されるようになった。

 先頭に立って活動する連合会長と役員の一体化など良い面が発揮されるようになったのは喜ばしいことである。 

❷ 連合会の役割と事業

 地域における活動の主体は、各町によって地区の特性、会員構成等が異なっているところから、各町ごとの活動が主体で実施している。連合会としては、年一回の連合大会と連合連絡会を2月に1回の割で開催し、相互の情報交換等を行っている。地区の連合自治会、青少年健全育成会、体育振興会及び社会福祉協議会と連携しこれらの活動に参加している。

 今後は、連合としてのグラウンドゴルフ・輪投げ等の各種大会ついて実施の方向で進もうとしているが、さらなる高齢化の進展に伴いとどまっている現状にある。

 日常の諸活動は、各町中心・主体であろうが、今日の会員の減少と高齢化の進展に対応して、人数の確保が困難となる分野については、旅行など連合で行う合同方式が検討される時代が間もなくやってくるのではないかと思っている。

❸ 未結成クラブの再結成

 連合は4町の内、1町にシニアクラブがないことである。10年前につぶれたクラブの再建は容易でなく、極めて困難な課題であることを痛感した。連合会長として、在任間において解決できなかったことが残念であった。

 2回の連合会長職で、あらゆるチャンネルでこの課題に取り組んできたが、他町のことであるだけに、当該の自治会長はじめ住民の皆様が主体的に問題意識をもって積極的に行動し、協力し合って再建しようとの強い気運とエネルギ-なくしては解決は難しい。

 シニアクラブ再建のネックは、会長役を引き受ける方がいないことにある。解散に至った経緯も会長の後継がないことによるものであった。解散に至るには計り知れない事情と複雑なものがあったであろうが、必ずや、近い将来、この課題を解決に導く自治会長等の人材が現れるに違いないと確信している。

 

本年度最後の連合連絡会 f:id:y_hamada:20200316223117j:plain