昨日は快晴、浜松市中田島砂丘を中心に遠州浜海岸を妻と散策した。家の周りではあまり風もなく、寒くなかったが、防寒対策だけはしっかりして出かけた。
❶ 散策ルート
中田島砂丘公園の駐車場は、グラウンドゴルブの競技会があったようで車はほぼ満杯であった。
いつものルートは海岸沿いの防風林の歩道を西に2kmほど歩いて海岸に出て歩いて帰る予定であったが、津波防波堤の建設工事が進んでおり、通行止になつていた。止む無く防風柵に沿って西へ歩き海岸に出ていった。
遠州灘海岸は、風が吹いており、遠くから見ると砂塵が舞い上がっていた。海は高波もありサーフィンを10人ほど楽しんでいる姿が見られた。
行きは風の抵抗があるが、帰りは最中を押される感じである。これが結構良いものだ。
❷ 浜辺の魅力
砂丘という点では、郷里の鳥取砂丘であるが、海岸の散策は素晴らしい。延々と続く海岸線が延び、波打ち際を歩くと最高だ。
中田島砂丘海岸は、訪れるたびに色々な変化が見られ、自然の威力に驚くことばかりである。海流によってできる浜辺の変化、風力によってできる芸術的な風紋など興味つきないものがある。
海岸、砂浜といえば、故郷の日本海の鳥取県の宇野海岸が思いだされる。海の子で育ち、浜辺は子供の遊び場でもあったからだ。
砂浜は歩きにくいが、それだけに足指と下肢の鍛錬になる。土曜日だったせいか高校生の2個集団が砂丘で駆け足などの鍛錬をしていた。
❸ 歩けることに感謝
そのうち、浜松の防潮堤が完成したら再び堤上を散策できる日がやってくるであろう。海岸を歩くと潮風を浴びて元気をもらえるからだ。
歳をとると、まず足から衰えるものだが、まだまだ歩けることに感謝している。午後はゆっくり休んだら疲れも回復した。いつまでも元気でいたいものである。
《 防風柵に沿って西へ歩き海岸に出ていった。はるかかなたには若者の集団がトレ-ニングしていた。浜名湖の入り口今切りあたりがかすかに見えた。大海を眺めると心が広がるものだ。 》
《 遠州灘海岸は、風が吹いており、遠くから見ると砂塵が舞い上がっていた。やはり大自然の中におかれた気分になるものだ。足元の浜砂が少しづつ動いているのが感じられた。規則正しい芸術的な風紋にしばし見とれることがある。せっかくの芸術作品を壊すようで、前を歩くのがもったいない気分になる。 》
《 海は高波があり、サーフィンを10人ほど楽しんでいる姿が見られた。はたから見ると心配だが、ここには「寒い」「冷たい」の言葉はなく、波乗りの魅力があるのであろう。少年のころ土用波を利用して板で波乗りをしたから気持ちがよくわかる。》
《 浜辺は自然の宝庫である。妻はきれいな貝を見つけた。 自然の威力に驚くことばかりである。海流によってできる浜辺の変化、風力によってできる芸術的な風紋など興味つきないものがある。 》