浜ちゃんの散歩道(352)  農事者の性格・人柄が表われる整然とした幾何学的な畑の 配置構成と育成愛護・整理整頓に魅せられる

 1月6日、地域は急速に浜松市の郊外として、住宅街に変容しつつあるが、隣接する西山町、大久保町、神ケ谷町及び伊左地町には田園地帯が残っている。

 特に、散歩道の両側に広がる田畑を見ると、いつも農事者の性格・人柄が表われる整然とした幾何学的な畑の配置構成と育成愛護・整理整頓に魅せられている。

 昔のように鍬をもっての手作業から、トラクタ-など機械化による畑の管理が行われるようになった。整然とした配列・構図が容易となったとはいえ、驚くほど細部にわたって丁寧に整地をする機械の操作力と個性の差が歴然として出てくるから面白い。

 どんなに機械化されても、最後は人の手で小さなさな雑草を取る努力や作物が成長するにつれて一個づつの愛護管理がどれだけできるかによって、作物の出来具合と品質が左右されてくる。最終的な決めては、生産者として、「おいしい最高の作物・品質を台所に届けたい」の心意気と農事者の性格・人柄と苦労をいとわない努力ではなかろうか。

 こうした視点で、田畑を眺めながら、農事者の性格・人柄などを想像したりして歩くと、田園風景の中に社会活動と人間像が浮かんでくる。

❶  夜明けの風景 令和5年1月6日早朝撮影

❷ 整然とした幾何学的な畑の整地

❸ 丁寧に管理された茶畑

 春を待つ冬の田んぼ

❺ 寒風にの中に成長する野菜畑

❺ 朝日を浴び整然と並んだ雀

❻夕暮れの風景 令和5年1月6日夕刻撮影