私の身近なところには花畑や家庭菜園がある。花畑や花壇の四季折々の花は心を癒してくれる。家庭菜園などの作物も花が咲いた後結実する。
毎日の食卓に並ぶ食材の多くは、土壌にタネを撒き発芽させて生育し、がて花が咲き実となっていくものだ。人間が食するものは、動物・植物を問わずすべて命が宿っている。私達はこれらの命をいただいて生きている。その命の営みの過程が開花であり結実である。
どこにでもある、食卓に並ぶありふれた果実を題材に、「花と結実」をテーマに写真で綴ってきた。トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、インゲン、ゴ-ヤ、シシトウ、オクラ、ピ-マンに次いで、今回は果樹のブル-べリ-を取り上げてみた。これらはすべてわが家の家庭菜園でとれる果実である。よく観察するとそれぞれに特色のあることがよくわかる。
ブルーベリーは、はるか20年ぐらい前に家庭菜園の片隅に2本苗木を植えた。1本は枯れてしまったが、生き残った1本が根を張り数本になった感じである。かなり年数が経ったので老木の方に入るのかもしれない。
1回だけ結実しなかったが、毎年花が咲き結実している。妻が1週間に1回収穫しているが、一粒ずつ取っていくので2〜3時間はかかっているようだ。根気のいる作業である。今年は27キロほどになると言う。
熟したブルーベリーは、生食、ジャムにしたり、周りにお裾分けいている。孫たちは生食を好み、年寄りはジャムの方がよい。
ブル-べリ-の花と結実
❶ ブル-べリ-の花
❷ ブル-べリ-の結実
❸ 収穫、食べごろ
❹ 収穫期のネット囲みとブル-べリ樹木の根元