東京五輪第13日、8月4日、スケートボード女子パーク四十住さくら選手(19、ペンヌ)が金メダルに輝いた。東京五輪で初めて採用された競技の決勝。四十住選手の赤いTシャツ姿が青い空に舞った。
特に印象に残ったのは、初代王者となった四十住選手が「後悔ないぐらい練習してきた。それが結果につながった」と金メダルを首にかけたインタビューで晴れやかに語ったことである。
その練習を支えた一つが、地元の練習場である。岩出市の酒造会社「吉村秀雄商店」社長の安村勝彦さん(65)は、昨年倉庫を改装し、プライベート練習場として四十住選手に無償で提供してきた。地元に練習場がなく、大阪や兵庫まで出かけて練習していると聞き、手をさしのべた。「地元からメダリストを」という思いだったとのことである。金メダルの素晴らしい協力支援であった。
❶ 表彰式
❷ 試合
❸ 試合後