１．毎月テーマ設定の会合
５月２１日午後、浜松市西区の神原町シニアクラブ（神原会）の定例会・防犯・交通安全教室を３５名が参加して実施した。
毎月の定例会は、季節・時期に応じたテーマを設けて充実した内容に努めている。
特に、シニアを対象とした夏冬の健康管理、防犯・交通安全・福祉介護などのテ－マを設けて話を聞いたりして生活に役立つようにしている。
２．騙されない！ 事故にあわない
今回は、今もって止まない振込詐欺、交通事故、せめてシニアクラブの会員だけでも騙されないように、事故に遭わないようにと、浜松中央警察署と安全協会の協力を得て教室を開いた。
浜松中央警察署の生活安全課、交通課女性警察官と交通安全指導員の皆さんに講師として来ていただき大変有意義な内容であった。
この種の内容は他の多くのシニアクラブの皆さんにも利用してもらいたいと思う。
地域から犯罪が発生せず、安心安全な町が住民の切なる願いである。
３. 頼りになる地域の交番
浜松市中央警察署の管轄下に神久呂交番が神原町自治会地内にある。
石戸谷昭交番長は、本年4月着任以来、地域との連携に今まで以上に力を入れておられるようだ。早速，４月のシニアクラブの定例会で短時間、防犯・交通事故・詐欺など実例をあげて呼びかけた。
今回5月定例会にもちょいと顔を出していただいた。それは、石戸谷交番長が、4月交番活動の紹介の中で交通事故に遭わないようにと具体的な話をしたら、早速反応があって反射ベストやブレ－カ－はどこで手に入るかと直接交番に相談に訪れた会員があった。
役員会でも検討話題になっていたいたところ、交番長からこんな相談があったがと、会長の私に連絡があつたので、これをキッカケにトントン拍子で話がまとまり、現品を取り寄せて取り次いでもらうことになった。
先般の定例会では、石戸谷交番長が現物を交通安全協会から借りてきて見せてくれたことで1５名が注文することとなった。
これは本来の警察の仕事で無いかもしれないが、交通安全と口頭で指導するだけでなく、反射ベスト等の着用といった一歩踏み込んだことで、実際の交通事故防止につながることになるから素晴らしい活動ではなかろうか。
本来、交通安全協会で販売しているから、そこに行って買って来なさいと紹介するだけで仕事は終わりである。従前はそれで終わってしまっていた。
みんな「そうだなあ」「それはいい反射ベストがあるなぁ」と思うだけで、聞き流し、それで終わっていたかもしれない。
よほどのキッカケがなければ、良いこととは分かっていても大抵の人がわざわざ遠く離れた警察署の交通安全協会まで行って購入する人は少ないものだ。今回は違った。
石戸谷交番長の「交通安全協会の回し者じゃないからな」と巧みなジョークで爆笑し、購入希望者が次々と手を上げて12名が決まった。
目下取り寄せ中であるが、現品が届いて会員が着用するときっと成果が拡大するであろう。忙しい警察業務の中で,ちょっとした配慮,心遣いが大きな成果をもたらすことになる。
多くのシニア会員がわが身を守る反射ベストやブレ－カーを着用して散歩したりすれば、交通事故防止に繋がるからである。
そのことが地域の交番と住民の信頼感を一層強くしてくれるに違いない。会員の多くが地域の交番長の顔を覚えただけでもたいしたものだ。これこそ信頼される地域の交番警察の基盤づくりではなかろうか。
《 石戸谷交番長の巧みな説明で、反射ブレ-カ－を試着してみたりして、日常生活に取り入れて外を歩くときは着用してみようと希望者が多数申し出てきた。》
《 浜松中央署生活安全課担当官の最近の詐欺事件の手口や対応を熱心に聞いた。またね隣の西山町で発生した殺人事件の情報提供等の呼びかけも行われた。》
《 浜松中央警察署交通課女性警察官と交通安全指導員による交通事故防止についての具体的な指導が行われた。》
《 盛り上がった。今日も最高齢者満９８歳のの小松あさゑさんも自力で参加された。》
