台風15号による大規模停電の影響は甚大であった。社会生活における電気の重要性を全国民が再認識したのではなかろうか。天候気象による災害といえども想定外はないという認識を持つ必要がある。
過去の大規模災害の事例から幾多の教訓を学べば、対処施策は国家レベルから個人に至るまで万全を期することができる。とりわけ、国家としての対処は、政治に負うところが大きい。
これからの時代は、政界、官界、財界、産業界などあらゆる分野でトップの卓越した指揮統率、先見性を持った判断と決断力、強力な指導力、困難を突破できる実行力が求められている。
日本列島の置かれている地理的環境から地震、台風などの大規模な自然災害への対処は、事なかれ主義は通用さず、毅然として先頭に立って確固たる信念を持って国民をリードする指導者が求められているのではなかろうか。優れた国民の英知を集結し、有効に活用する度量のあるトップによって成し遂げることができるのではなかろうか。
❶ 9月13日夕刻における大規模停電の状況
⓵ ネット報道
停電の全域復旧は2週間以内 東電発表、大幅に遅れ
産経新聞 9/13(金) 20:50配信
台風15号による大規模停電で、千葉県では発生から5日目の13日も午後18時現在で約18万5千戸の停電が続いた。東京電力は作業員を1万6千人に増員して作業を急ぐが、全域復旧は2週間以内になるとした。
東電によると、千葉市や市原市(山間部を除く)などは比較的作業が順調に進んでおり、3日以内に復旧を見込んでいるという。八街市や君津市、富津市などは設備の被害状況は確認できているが、工事量が多く、1週間以内になるとしている。
ただ、鴨川市や南房総市、館山市、鋸南町は広範囲にわたって設備被害が出ていて、点検から確認、工事着手に相当の時間が見込まれるという。東電は「復旧は2週間以内になる」としている。
② テレビ報道 画面から
❷ 大規模停電とその影響 9月130日産経新聞朝刊の記事から