浜ちゃん日記 80歳以上のインタ-ネット利用

1.最近のパソコンのトラブルと修復

   パソコンは文明の利器であるが、ひとたび調子が悪くなると使うことはできても、機器を補正、使いこなせないと困ったことになる。今更嘆いても始まらないが、自由にこなしきれない自分にもどかしさを感じることがある。

   先日 前夜に会報を編集し終わり、校正をして、翌日少しレイアウトを変更してその日のうちに印刷配布する予定であった。さて、早朝からパソコンに向かって修正作業をしようとしたら、肝心かなめの外付けのディスクに入った原稿が出てこないではないか。要するにパソコンと外部取り付けのディスクがつながらなくなったわけである。

   パソコンに精通している者から見たら修復は簡単であろうが、これには随分手こずった。午前と午後かなりの時間をかけて、あきらめないで執念深く、いろいろな試みをして修復に努めたがうまく回復できなかった。最後の手段として、リモ-トの機能を使って離れている息子に補正してもらおうと思っていたら、夕方になって、何とか修復することができた。

 パソコン、やがてインタ-ネットを利用するようになって約20年となるがパソコンに関するに十分な知識と技能がないためにトラブル対処がうまくできなかったといえる。

2.高齢者のパソコン操作

 写真を撮るようになってから、パソコン処理をしてプリントアウトするようになった。浜松写真連絡協議会の関係で、約1年半前からパソコン同好会に参加するようになった。写真のRAW処理を中心に月2回の勉強会でいろいろとパソコンに関する知識と技能を学んでいる。知らないことばかりいでなかなか面白い。

 約20年間自分のパソコンをもってインタネットを利用するようになったが、通常の操作は特に問題ないが、トラブルが生じたときの対処となると四苦八苦である。

3.高齢者にとってのインタ-ネット利用率

 そこでふと、80歳以上の同年代の高齢者はインタ-ネットをどの程度利用しているのだろうかと思ったので、ネットで調べてみた。

 最近のデ-タでは、総務省が平成29年6月8日発表した「平成28年通信利用動向調査の結果」が出てきた。

平成28年通信利用動向調査の結果 総務省ホ-ムべ-ジ出典

 総務省では、この度、平成28年9月末の世帯及び企業における情報通信サービスの利用状況等について調査した、通信利用動向調査の結果を取りまとめました。

【今回調査結果のポイント】

1 インターネットの利用動向について
(1)インターネットを利用している個人の割合は83.5%となり、平成27年の83.0%から上昇。
(2)世帯年収別では、年収400万円以上の各区分の世帯の約9割がインターネットを利用
(3)年齢階層別では、20歳代の3分の2超が、SNS・動画投稿を利用
(4)企業のソーシャルメディアサービスの活用は、全体では前年と同程度の22.1%であるものの、金融・保険業は34.1%に上昇
 
2 スマートフォンの利用状況及び保有状況について
(1)スマートフォンでインターネットを利用している人の割合は57.9%となり、平成27年の54.3%から上昇。
(2)スマートフォン保有する個人の割合は56.8%となり、平成27年の53.1%から上昇。
(3)スマートフォン保有する世帯の割合は71.8%となり、パソコンを保有する世帯の割合(73.0%)とは1.2ポイント差に減少。(平成27年: 4.8ポイント差)
 

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《 出典 総務省発表資料 》
 年齢階層別のデ-タは興味深いものがある。上の資料によると、80歳以上のインタ-ネットの利用率は、28年は25.7%であり、男性33.2%,女性18.0%とある。男性の場合、3人に1人はインターネットを利用しているということを示している。当然のことながら79歳以下の利用率は高いから逐年、利用率は上がるであろう。
 今までの80歳以上の高齢者は、多くの者が全くパソコンに触っていない、触るのも怖いといった階層が存在したが、これから将来は子供の時からインタ-ネットを利用してきたが、高齢となったのでインタ-ネットをやめた、必要としないといった理由で利用しないだけのものが出現する時代がやってくるであろう。
 インタ-ネットもパソコンからだけではなく、スマ-トフォンなどの利用が高くなった。むしろ主流となってきている。わたくしもインタ-ネットは、このブログと時と場所でパソコンとスマ-トフォンの併用利用している。通信利用も新しい時代に入ってきたことを改めて強く感じるようになった。