2月22日、朝から小雨が降ったり止んだりで、どんよりとした天気であった。
昔から春は三寒四温を繰り返しながらやってくると言われている。この頃の天候不順は例外というべきであろうか。
でも、そんなことに関わりなく自然や季節はその時期が来ると着実に芽を出し、つぼみが膨らみ、花が咲く。散歩していると、近所の田んぼでレンゲの花が一輪、二輪と咲き始めたからだ。一方、ホトケノザ(仏の座)が繁茂していた畑があった。
それを見て、レンゲソウとホトケノザのことを思い出した。それには忘れることのない強烈な思い出があるからだ。
❶ 夜明けの風景 令和6年2月22日早朝撮影
15.6年前の.こと、花いっぱい活動の最初のころ、休耕田にレンガ畑を再現しようと試みたとき、レンゲの種を蒔き楽しみにしていたら、雑草のホトケノザ(仏の座)に征服されてしまった苦い経験をしたことがある。
最初はレンゲとホトケノザの見分けがつかなくて,ホトケノザをレンゲと見間違い、その成長ぶりが素晴らしく喜んでいたら、どうもおかしいと気が付きホトケノザにしてやられたことに気が付いたのである。
次年度からは、雑草が生えないようにしっかりと耕し、レンゲの種を蒔き、昔ながらのレンゲ畑を再現して、子供をはじめ多くの方に喜ばれたことがある。
① レンゲソウ(蓮華) 令和6年2月22日午後撮影
② 雑草のホトケノザ(仏の座) 令和6年2月22日午後撮影