浜ちゃんの散歩道(890)  今朝と今夕のお月さんは満月で西と東の水平線近くにあって大きく見えた

 2月7日、今朝と今夕のお月さんは満月で西と東の水平線近くにあって大きく見えた。3月の満月は、アメリカ先住民の間では「ワームムーン」と呼ばれたとのことであるが、日本では前日の3月6日は、二十四節気のひとつである「啓蟄」であった。土の中で冬ごもりしていた虫たちが、陽気に誘われて目覚めるころとされ、春の始まりを示すものである。

 人の目には、お月さんが大きく見えたが、月の大きさ自体が特に変わるわけではなかろうから、いろいろな自然環境・現象や距離などによって、視覚の受け止め方が変わってくるのであろう。

 それはわかっていても、早朝のお月さんは、鮮明かつ巨大に見えたが、西の空に沈む頃には色合いは薄く小さくなって見えた。今夕の月も最初見た時は鮮明かつ巨大に見えた。満月は、文字通り丸く満ちた時であり安定感と充実感がある。

 月について、現代は探索へ行ける時代が到来しており、天文学はもとより月そのものについて、かなり科学的な研究が深まって解明されてきている。太古の人たちはお月さんをどのように感じ思い受け止めてきたであろうか。

 散歩しながら、天空を眺め思いを馳せたが、道路脇の溝に落ちないよう注意して歩いた。

 夜明けの風景 令和5年3月7日早朝撮影

❷  夕暮れの風景 令和5年3月7日夕刻撮影