1月27日、早朝は曇り空であったが、午前9時頃から午後3時頃まで、雨と雪が混じったみぞれが降った。猛烈に強風とみぞれが来襲したが、前線が通過した夕方は打って変わって静かな夕暮れがやって来た。
この頃の散歩道でよく目にする植物に、「センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)」がある。花色が少ない冬場だけに鮮やかな赤い実が印象的である。わが家の庭にもあるので、なじみの植物である。
センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)の違い 「lovegreen 植物図鑑」出典
センリョウ(千両)は、ツヤツヤした葉の上に乗るような形で直径5~6mmの実をつけ、その実は晩秋に赤く熟します。別名では草珊瑚(クササンゴ)と呼ばれるほど鮮やかな実で、花が少なくなる冬に、庭木として明るい彩りを添えてくれます。赤い実は、11月~1月頃見ることができます。古くから縁起の良い木として親しまれ、お正月用の生け花の花材にも使われてきました。
マンリョウ(万両)は、晩秋から冬にかけて丸くて赤い実をたわわに実らせます。赤い実は11月~2月頃まで見ることができます。つややかな赤い実と常緑の濃い緑色の葉がお正月の縁起植物として定番となっていて、古くから庭木としても愛されています。樹高は0.3~1mくらいです。
❶ 夜明けの風景 令和5年1月27日早朝撮影
❷ センリョウ(千両)とマンリョウ(万両) 令和5年1月27日早朝撮影
① センリョウ(千両)
② マンリョウ(万両)
❸ 夕暮れの風景 令和5年1月27日夕刻撮影