夕食を終えて、自宅周りを軽く散歩しようと玄関に出ると、東の空に鮮明で大きな半円の虹が描かれていた。
早速、デジカメに収めているうちにあっという間に虹は徐々に消えていった。
天空の作り上げる光の芸術・虹の創出は、いく知れず自然界で生まれているのであろう。
虹に出会うのも、常時空を見上げているわけではないので、たまたまとか偶然でしかない。虹の発生を知って、カメラを取りに家に入って手にして帰ってきたらすでに虹は消失していたことを何回も経験したものである。
過去の経験則から雨の降った後、太陽が輝くと反対側の空に虹が生まれることは知っており、予想通り虹がかかることがある。こうして完全に半円を描くことは珍しい。どこかで途切れたりするからである。従って、半円の虹に出会えることは、ラッキーチャンスと言える。ありがとうの一瞬であった。
それにしてもネットでは、「虹予報」があるから気象科学も進歩したものである。天空の世界は興味尽きないものがある。今日も元気をもらってありがとう。
夕暮れの東の空に半円の虹の橋
令和3年8月7日18:38~18:39撮影