わが神原町  カエルの合唱が聞こえる田園風景(1)

 先日、新聞を読んでいたら読者の声欄に読者の住んでいる付近の田んぼからカエルの合唱が聞こえなくなって寂しいとの記事を拝見して田園地帯も変わってきたかと案じられた。

 そこで今夜は、カラオケクラブの例会の帰り近くの田んぼに寄ってみた。

 昔のようにうるさいと感じられるぐらいの大合唱はなったがあちこちでカエルの合唱が聞こえて安心した。道路を歩く足音で、一斉に合唱は途絶えるが、立ち止まってしばらく耳を澄ませると再び合唱が始まった。

 昼間、おたまじゃくしの姿を見かけなかったように感じたので心配したが、田園の自然界の調和が保たれていることにホッとしたものである。

 新築の住宅が急増しベッドタウン化した町内であるが、住み良い環境の中に田んぼが三箇所点在している。すでに機械での田植えは終わっており成長過程にある。秋を迎えると稲穂が垂れる風景が眺められる。手植えの一家総出の田植え風景は見られなくなって久しい。

 そう言えば、妻の話だと我が家の家庭菜園にもカエルが一匹住みついているとのことであった。蛙が住めるぐらいよい環境が保持されているわけでこれまた安心した。

 カエルと共生できる環境が続いて欲しいものである。

❶ わが神原町の夕方の田園風景  令和3年6月20日019:20ごろ撮影

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❷ わが神原町の早朝の田園風景  令和3年6月21日04:38ごろ撮影

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