元自衛官の時想(106) はままつフラワ-パ-ク理事長塚本こなみさんに見る 発想と創造

 9月5日中日新聞の第一面トップに切り抜きのような記事が掲載されました。「極め人」として、 はままつフラワ-パ―ク理事長塚本こなみさんの記事が載っていました。自衛隊を退官後地域の自治会活動から住みよいまちづくりの一環として、かって花と緑に囲まれたまちづくりを目指して地域の花いっぱい運動の旗振りを務めてきました。

 花と緑のある環境づくりは、地域のコミュニティづくり、生活環境の改善、環境美化、景観形成につながるものであったからでした。「神原町まちづくり構想」の提唱者として、花の会の代表を10年以上務めることにもなりました。

 こうしたことから、塚本こなみさんがはままつフラワ-パ-ク理事長に就任されてから、何回か講演等を拝聴する機会がありました。最大の関心は、何といっても危機に瀕した園の再建を図るため、女性の視点から独創的な施策を実行されたことであります。 

 自衛隊時代は常に創造と改善前進をモット-としてきましたので、どこか相通ずる発想に共感を覚えたものでした。記事は、聞き手の渡辺真由子記者が上手にまとめられており、どんな考えで「花の魅力を体感できる場所づくり」に取り組んできたか知ることができました。

 花も政治も行政も、どの組織や自治会活動においてもトップに立つ者の発想と創造が、時代を先取りしていかに改革前進するかにかかっており、共通するのではないでしょうか。

 トップが進むべき方向を示し、周囲の理解と協力を得て、断固としてそれをやりきる組織は発展していきます。今月10日には開園50周年を迎えられるとのこと、今年も秋には、恒例のシニアクラブ浜松市ウオーキング大会がはままつフラワ-パ-クで行われます。みんなで園内を歩き新しい発見をすることを楽しみにしています。

 

令和2年9月5日 中日新聞朝刊記事の切り抜き 

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